メビウスの卵 15年の挑戦
光のアートランド   金沢21世紀美術館
 〜芸術・科学・子どもたちの出会い〜  21st Century Museum of Contemporary Art Kanazawa

会場:金沢21世紀美術館、デザインギャラリー、キッズスタジオ、プロジェクト工房、広場、他

2006年3月18日(土)から26日(日)、メビウスの卵展を金沢にて開催しました。
今回は「光とかたちのアート」をテーマに、鏡、万華鏡、コンピューターなどを用いた作品
20数点が展示されました。そのうちの一部をご紹介します。

プレ・イベント(特別公開制作)
3月12日(日)
「親子で参加!フラードームをつくろう
小林一郎+メビウスの卵展実行委員会


みぞれ交じりの悪天候のため、プロジェクト工房内で
70名ほどの親子が、3種類のドームづくりに参加しました。
この日はミニフラードームを完成させました。

次の日、スタッフが残りの作業をしました。
写真左は、雪の中の完成したドームの様子。(美術館前広場)

写真左:ミニフラードーム(制作:小林一郎)
写真右:カトードーム(デザイン:加藤治男)

3月18日
「スペース・マエストロ」
井上恵介さんによるワークショップ

フラードーム(プロジェクト工房前)
白い布でドームを囲いライトと61個のスピーカーをつけて完成です。

石井勢津子さん「太陽の贈り物」
お天気に恵まれとても美しい光の色でした。

3月25日 晴天 カトードーム

MAAH「虹窓を開けて」 
カトードーム内

右のハンドルを回しながら水プリズムをのぞくと
いつもと違う虹色の風景が見えます。

ハンドルを回すことによって水プリズムが回り、
あちらこちらで生まれた虹も一緒にドームの中
を周ります。

この切頭20面体の6角形の部分に偏光フィルムが
貼ってあり、5角形の部分は穴が開いています。
それによって6角形の部分では透明素材の複雑な重なりによって
多様な光の変化が見られ、5角形の穴をのぞくと何も色の見えない
透明なままという不思議な立体になりました。

立川真理子「光の虹有面体」 
ミニフラードーム内

ゆっくりと回しながら光の微妙な色の変化を
お楽しみください。

加藤治男「Green Shadow Dance-踊る緑の影法師-」
プロジェクト工房内
壁にかかったお面のようなタイコに緑の影が触れるとタイコのバチが動いて鳴り出します。
それぞれリズムや音が違っていて、緑の影ダンスに合わせて演奏します。

MAAH「波光の舞」
プロジェクト工房
椅子に座り、正面にある白い空気箱の両脇を押すと
空気が飛び出し、光を浴びた白布が高く舞い上がります。

立川真理子「繭の中から」
キッズスタジオ
偏光による万華鏡

回転させることにより色が複雑に変化します。

立川真理子「水の中からうまれたかたち」
キッズスタジオ
半球の透明なボールに光をあて
影のかたちの変化を楽しむ作品

ハーフミラーとの併用により
向こうの風景と万華鏡の模様が
溶け合って見えます

立川真理子「光の蜘蛛」
キッズスタジオ
偏光による万華鏡

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