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「睡眠のお話」 2005.1.18
皆さんは毎日見ている夢を覚えてますか? その夢には色がありますか?
色のある夢を見ている人は感情が豊なんだそうです。
以前読んだ本によると、夢はコントロール出来ることを知りました。
例えば、自分が高いところから落ちている夢の最中に
意識して「空を飛べ」と思考を働かせ、違う夢(場面)に切り替えます。
いわゆる寝ながら空想するような感じです。
数年前まで僕も、夢をコントロールすることなんて本当に出来るのかな?
と疑っていたのだけど、絶対出来ると信じ意識して自分の思考で夢(登場人物など)を
動かしてみると、本当に思ったとおりに動くんですよ。
まぁ、夢自体が自分の思考なので当然といえば当然のことなのだけど、
夢をコントロールするには『意識する』というところが最大のポイントのようです。
睡眠には隠された力があり、夢をコントロールする能力をさらに開花させると
問題解決の糸口や創造性などに大きな力を発揮します。
力を引き出す方法は、夢を見ているような睡眠状態(レム睡眠)で
夢を見ないようにして物事を考えるだけです。
たかがこれだけの事なのですが、実はこれが凡人にはとても難しいらしいのです。
寝ながらにして問題点を整理し解決策や最善の方法、小説のシナリオ、
難解な問題の考察など考え、浅い眠りの中で思考をぐるぐると巡らせます。
いわば、睡眠中にノイローゼ(神経症)になっているような感じです。
以前見たテレビ番組によると、この思考方法は日常生活における思考法とは異なり、
日常だと目や耳などから嫌でも余計な情報が入って来て思考能力が分散するけど、
睡眠中なら余計な情報が入らず思考能力は一点に集中し
まったく違う回路で物事を考えることが可能となり、古い記憶や
忘れ去られていた記憶などを持ち出せるので、その結果として最良の答えや
豊かな創造性が生み出されるそうです。
そして、睡眠中に見出した答えが、朝起きたときにひらめきとして現れてきます。
このレム睡眠を利用した思考法は天才的なひらめきと言われています。
実は琥珀さん、睡眠中にこの天才的なひらめき思考法を活用しているらしいのだけど、
夢や記憶を朝まで覚えていられないのが最大の欠点です。(全然ダメじゃん)
「睡眠のお話」 その2 2005.1.23
何の考えもなしに突然沸いてきた良いと思ったアイデアや発想を、
「思いついた」とか「直感が働いた」「ひらめいた」「ピーンと来た」などと、
どれとなく表現していますよね。
どれも同じようなものに思えるけど、僕の経験ではどれも明らかに違いがあり、
そんな訳の分からない感覚的なものを、きちんと整理してみたいと思います。
【思いつき】
普段の何気ない生活状態にあり、少し物事を考えた結果出てくる発想や、
何気なしに思いつくアイデアなど。
信頼度:低い 出現率:高い
【第六感】
普段よりも心が落ち着いていて、だけど感覚は鋭くなっている時(武道などで
集中するような心(意識)が無になるような感覚。覚醒状態)に、五感の全てを
駆使して感じとった、根拠に基づいて計算した結果でてくる考えや発想。
信頼度:中〜高 出現率:本人しだい
【直感】
狩猟本能の要素に近いもので、まったく根拠に基づかないけど直感的に少し先に
起こる危険を察知したり、ある出来事を事前に予測したりする能力。先に起こる
ことがイメージ(画像)として現れることもある。
「直感」と「思いつき」はどちらもまったく根拠に基づかないものだが、直感として
降りてきた発想は、「確かなことである」と本人が信じることができる。
信頼度:高い 出現率:低い
【ひらめき】
心に葛藤や悩みがあり、感情や思考が激しく揺れ動いている状態にある。
限界まで追いつめられ、何とか問題を解決するためレム睡眠中に思考を駆使して
生み出す答えで、朝起きたときにひらめきとして出現する。
睡眠中、問題を一点に集中し思考を巡らせ、過去の経験や理論などを基に
計算(シミュレート)されつくして出てくるアイデアや発想。
信頼度:激高 出現率:激低
僕の経験によると、一般的に言われている「発想」をこの様に分類できます。
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