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小ネタ シリーズ 「ちっとも怖くない怪談」 第4回 2002.9.7
第10話 「蜘蛛男爵」
初夏の濃い霧が舞うある日のこと
古びた西洋の館で雇われている老婆は
いつものように夕食の用意をしていた
しかし、その日は体調が優れず
夕食の準備が遅れていた
「これは困った。ご主人様にひどい目に遭わされる」
そして、階段の二階からご主人様の足音が聞こえた
ご主人様は「夕食はまだなのか」と
一言老婆に言う
老婆はすぐに答える
「申し訳ありません。まだ準備が整っておりません。」
ご主人様は老婆に向かって怒鳴り上げる
「なに。まだ出来ていないだと。何でも良いから、早く食べ物をよこせ。」
老婆は「何でもと言われましても・・・」と答える。
すると主人は・・・「いいから、早く出せ。」と催促する。
老婆は「そう言われましても・・・」と答える。
怒り狂ったご主人様は、遂にこの言葉を発した。
「食うもん、出しゃ食う」・・・蜘蛛男爵・・・(もうちょっとで賞)
第11話 「夜の妖怪」
満月に照らされた 明るい月夜の晩のこと
若いカップルが 公園で何やら話しをしていた
その公園は夜になると幽霊が現れるという噂の公園だった
若いカップルが いちゃいちゃしていると
そこに、見回りに来た警官が声をかけた
「君たち、ここがどんな公園なのか知っているのかい?」
そう言って、注意を促した
公園を後にして彼女は歩きだし、繁華街に向かう
彼氏もその後を追って歩き出す
薄暗い路地を進んでいくと、突然目の前に7色の光りが現れた
あっ、あれは?・・・彼女が大きな声で叫ぶ
そこには・・・「休憩5000円・お泊まり8000円」と書いてある
そして、彼氏が一言
・・・「寄るの?用かい?」・・・「夜の妖怪」・・・(なんじゃこりゃぁ)
第12話 「夜の教会」
満月に照らされた 明るい月夜の晩のこと
老人のカップルが 公園で何やら話しをしていた
その公園は夜になると幽霊が現れるという噂の公園だった
老人のカップルが ゲートボールをしていると(夜にやるな)
そこに、見回りに来た警官が声をかけた
「そこのご夫婦、ここがどんな公園なのか知ってますか?」
すると爺さんが、「わしら夫婦じゃくて、恋人ですたい」と答える。
警官は、「夜中にゲートボールの練習なんかしないで、早く帰りなさい。」
と注意を促した
公園を後にして婆さんは歩きだし、繁華街に向かう
爺さんもその後を追って歩き出す
薄暗い路地を進んでいくと、突然目の前に7色の光りが現れた
あっ、あれは?・・・婆さんが大きな声で叫ぶ
そこには・・・「休憩5000円・お泊まり8000円」と書いてある
そして、爺さんが一言
「寄るの?今日かい?」・・・「夜の教会」・・・(果たして、爺さんの運命はいかに)
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