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小ネタ シリーズ 「ちっとも怖くない怪談」 第3回 2002.8.30
第7話 「死者を売る店」
東北地方のとある田舎町
その町では死者を売る店があると噂されていた
古ぼけた西洋の館で働く
隣町から最近雇われた老婆は
もちろん、そんな噂など知る由もなかった
午後になり、夕食の支度をしようと
老婆は買い出しに出かける
そして、何も知らない老婆は
「死者を売る」と言われる店に
足を向けてしまった
その店に近づくに連れ、声が聞こえてくる
そして、何とも言えない生臭い匂いが漂う
声はどんどん大きくなり、その声が老婆の耳にも届いた
「シシャモあるよ」・・・「死者もあるよ」・・・(ちょいウケ)
第8話 「湖に浮かぶ白い骨」
その日は絶好の行楽日和であった
若いカップルは ある湖にやって来た
その湖は夜になると幽霊船が現れるという噂があった。
若いカップルが いちゃいちゃしていると
湖を管理している初老の男が声をかけた
「君たち、この湖がどんな湖だか知っているのかい?」
そう言って、ニヤニヤと笑いながら去って行ってしまった。
気味が悪くなった二人は幽霊船でも出るのかと不安になった
・・・その時、湖上に何かが見えた
あっ、あれは?・・・彼が大きな声で叫ぶ
「湖に浮かぶ白い帆ね」・・・湖に浮かぶ白い骨・・・(ガクリ)
第9話 「猫女の仮面」
その日は、毎年恒例の仮面舞踏会の日であった
しかし、この仮面舞踏会では10年に一度
かならず死者が出ていた
そして、今年がその10年目にあたる
今回こそ、殺人犯を捕まえようと
皆、一致団結して 仮面舞踏会に挑んだ
そして、遂に怪しそうな人物を発見した
その人物は「猫女の仮面」をかぶり、
軽めの食事を取っていた
鶏肉に手をかけたその時
そいつは突然騒ぎ出した
「ねぇ、こんなの噛めん」・・・猫女の仮面・・・(うりゃっぴょ)←意味不明
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