●決戦は金曜日はプレミアモード?
前回、「カノンの詩の内容と僕のプレミアモードの現象がよく似ている」というお話をしましたが、
その カノンはプレミアモード? 続きです。
今回は、ドリカムのヒットソングで必ずベスト3に入る名曲 『決戦は金曜日』
の考察です。
「決戦は金曜日」も意味不明な言葉が出てきて、何だろうこれの意味するところは? となります。
「強大な力」とか、「ふくれた地下鉄」、「核心」、「不思議な夜の力」などの意味です。
これらは一体何を意味しているのでしょう? ということが今回のテーマ(考察・解釈)です。
この詩をそのまま素直に読み読解すると、
「どっぷり落ち込んだお姉さまが、週末の夜に地下鉄に乗って彼氏に会いに行く」
しかも「彼氏って、ホスト?」 とか突っ込みを入れたくなるようなストーリーです。
しかし、琥珀さんが裏読みで解読すると、この詩はプレミアモードに入る直前の感覚を
別のことに喩えて表現した内容になります。
では、どの言葉を何に喩えているのでしょう。
まずは、「夜」です。 夜のイメージは「暗くて怖いところ」が一般的です。
この、夜こそが「プレミアモード」です。
プレミアモードとは、自分の意識が別の世界に飛んでいるような感覚で、
実際はかなり危険で、恐ろしいけども楽しくもあり、とても疲れる危ない感覚です。
そこは常識と非常識の境界で、境界を超えてしまうと後戻りが難しい狂気の世界です。
その代わり、この境界に意識的に居られるようになると、そこは芸術の創造力や
科学者の閃きの源となる「強大な力」(感性)の宝庫です。
次に、「ふくれた地下鉄」ですが、これは精神世界に移行する段階で初期に表れる
「非現実的な感覚」を喩えています。
「ふくれた」が妄想、「地下鉄」が表の世界(現実の世界・物の世界)の対義語になる
裏の世界(地下の世界・心の世界)で、精神世界に突き進む自分の身体です。
そして「核心」ですが、これはそのまま「精神世界の境界」です。
決戦は金曜日でも「あなた」が出てきます。
カノンのあなたの解釈で「あなたとは神である」と述べましたが、決戦は金曜日でも同じく「神」です。
実は、これがとても重要なことで、精神世界に移行したときに「神の力」(信頼・信仰)がないと
境界を超えて、恐怖のどん底である「この世の果て」に飛ばされます。
不思議な夜の力を借りるのには、神への崇拝(信頼・信仰)がないと、とても危険なのです。
ただし、一度は「この世の果て」まで沈むことが必要で、これを経験している人は、
不思議な世界の力(特別な才能)を発揮することが出来る可能性を秘めています。
「探していた答えは易しい」とあります。
この答えとは、簡単そうで実は難しく、「全てにおける感謝の気持ちを持つ」ということです。
今居るこの現実(宇宙空間:宇宙=神)で私たちは過ごさせて頂いています。
神が無償で与えてくれているこの現実の空間、時間、生活、喜怒哀楽など、全てに対する
心の表れ「神へ感謝の気持ち」を常に持つということです。
この気持ちを持つことにより、精神世界に飛ばされてもそれを試練として受け止められ、
心のゆとりとなり、そして神と出会い、神が見守り、手助けしてくれるようになります。
神の存在は、実は心の外(宇宙)と、心の内(神への信仰)との2つがあります。
また、この気持ちを持つことにより、現実の生活でどんなことがあっても怒りや恨み、妬みなどの
邪心を捨てることが出来ます。
精神世界があるという現実を理解し、そこで神と巡り合い、神に感謝出来るようになると、
この夜(境界)がどんどん好きになってきます。
しかし、危険を承知で精神世界に入っていくので、まさしく決戦の金曜日(終末)ということなのです。
まとめ
夜 → 精神世界
ふくれた地下鉄 → 集中力が高まってきた自分
あなた → 神
その手 → 神の手助け
このように置き換えて詩の内容を読み直すと、僕がプレミアモードに移行するときの感覚とぴったり一致します。
吉田美和さんは、精神世界へ移行する感覚を詩で見事に表現し、この特別な才能をフルに発揮しています。
僕も彼女の才能にあやかりたいものです。
でね、結局、何が言いたいかというと、
吉田美和さんは天才だけど、
不思議な力を持て余している、変な解釈をしている琥珀さんは電波系 ←今回も同じオチかよ・・・
最後に、誰でも精神世界に行けるのでしょうか? どのようにしたら精神世界に行けるのでしょうか?
「それは神のみぞ知る」としか答えられません。
※ ドリカムの歌は、このような精神世界に解釈出来る歌詞がたくさんあります。みなさんも挑戦してみませんか?
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