龍巻地獄は、簡単に言うと「間欠泉」ですね。ここの間欠泉は30分前後の間隔で噴き上がりを繰り返す、間隔の短い間欠泉として有名だそうです。地中で高圧になるために水温は140度を越え、地平に噴出されると同時に膨張と外気の影響で101度程度の温度に冷やされるそうです。もちろん、こんな熱湯が人にかかったらエライこっちゃなので、人工的に石造りの屋根をつけて、過剰な高さに吹き上がらないようにしています。
　近くの血の池地獄は酸化鉄が多く、泉が赤く見えるのに対し、こちらの龍巻地獄は、そんなに赤みが見える状態にはなってませんでした。近くなのにも関わらず泉質がぜんぜん違う、これが鉄輪温泉の特徴なんですね。

　併設されている売店で「晩白柚（ばんぺいゆ）」なる特大サイズの「ザボン」のようなものを売っており、さすがに大きすぎて買ってもしかたないので、アイスクリームでいただいた。