新幹線沿線撮影ポイントを探せ!

新幹線沿線撮影ポイントを探せ!

「撮影ポイント」を探す前に「撮影のポイント」を簡単に説明します。皆さんご存知の通り、新幹線は在来線の2倍以上の速度を出して走っています。最高時速300キロで走行の撮影なのは、とにかく速いので接近する列車を見つけてから準備に入るのでは間に合いません。以下の8項目を遵守すればいい写真が撮れると思います。(在来線共通) 

  1. 速度が速いのでカメラはシャッター速度が1000分の1秒より速いものを使いましょう。ファインダーを覗いたときに見えるものがそのまま写真になる一眼レフカメラや、撮影画面が液晶に移るデジタルカメラなどが良いでしょう。ただし、デジタルカメラはシャッターを押し込んでから撮影までにタイムラグを要するものがるので注意しましょう。使い捨てカメラはかなりの確率で失敗します。
  2. まず撮影地点でカメラを構えてファインダーを覗き、どのような構図で撮影できるかを確かめます。もし、画面上に自己主張の強い障害物があるならば、ズームの倍率を変えたり、場所を少しずらすなどして対処しましょう。
  3. 構図が決まったら、画面上で「列車の先頭がここにきたら撮影する」という場所を決めて、あらかじめその場所に焦点をあわせておきます。
  4. 目的の列車よりも前の列車で試し撮りをしてみましょう。「列車が片側に寄ってしまう」とか「編成の後ろのほうが切れる」など、不都合があれば調整できます。
  5. 目の前を列車が通過する場合、目的の列車の前の列車の通過時刻と、その列車の前駅の発車時刻または次駅の到着時刻との差を出して見ましょう。次に来る目的列車の大まかな通過時刻の目安が分かります。
  6. 列車が来るまで気長に待ちましょう。ただし、三脚などを置きっぱなしにするなどして他の通行人に迷惑がかからないよう心がけましょう。
  7. 列車が見えたらファインダーを覗いて、焦点をあわせた場所に来るまで忍耐強く待ちましょう。なれない人はこれがなかなか難しい。
  8. 焦点を合わせた場所に到達した瞬間にシャッターを押します。一発勝負に掛けましょう。連写は駄目です。
  9. 新幹線は速度があることを意識し、構図の中の移動をイメージしておく。

注意事項

  1. ストロボ(フラッシュ)は焚かないこと。 :特に夜間は運転士さんの視力を一時的に奪うので危険です。厳守!!
  2. 他の乗客、通行人等に迷惑を掛けないこと。 :自分のことしか考えない人には撮影の資格はありません。
  3. ホームの黄色線(白線)より線路側に入らない、身を乗り出さない。 :イベント時は特に守らない人が多い。条件はみな同じなので身を乗り出すのは止めましょう。
  4. 駅員、乗務員の指示には従いましょう。 :最近かなり軽視が目立ちます。素直に従えば私達も職員もともに気分がいいはず。
  5. 駅での乗換え等で困っている人が居たら積極的に助けてあげましょう。

沿線撮影ポイントを探せ!!

新幹線はその高速性ゆえに沿線はがっちりガードされていて、在来線のようにお手軽に撮影できるような場所はなかなか見つかりません。このページでは、管理人が見つけた撮影ポイントの探し方を紹介します。ただし、100%うまくいくわけではありませんのでご了承ください。また、通行する住民等の迷惑にならないように撮影してください。

トンネルを探せ!
こんな場所を探せ! 新幹線は高架が多く、なおかつ高いフェンスに囲まれているので、被写体である新幹線が走る高さと同じまたは低い場所からの撮影はほとんど不可能です。
 この問題を解決するには、早い話が高いところを見つければいいのですが、普通の地図を見ても等高線がかかれていないのでなかなか難しいところです。
 そこで、手っ取り早く高いところを探す簡単な方法であるトンネル探しを行います。トンネルは当然ながら山の中を突っ切っているので、通常ならそこは山になっています。例外としては、線路が一段低い場所を走っている場合です。
 トンネルを見つけたら、その出口付近に道路があればOK!望遠レンズを使ってうまく障害物を除去して撮影しましょう。
参考までに、ここで撮影した写真です。
100〜300ミリレンズ使用

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