東海道新幹線の新型新幹線、700N改め「N700」の基本仕様が6月27日に発表された。内容は以下の通りです。
基本仕様
車体構造
完成時期はちょうど現役の300系の初期編成が寿命を迎える時期であり、この形式による300系の置き換えは必至であると考えられます。アクティブサスペンションについてはJR東日本のE3系「はやて」の全車両、グリーン車などには「フルアクティブ」で搭載されているので、なんら不思議ではないと感じます。量産先行試作車は平成17年3月に完成、後に2年ほどの各種試験を行うもようです。詳しくは以下にリンクしているJRの公式HPをご覧ください。
東海旅客鉄道N700概要PDF(西日本は同じ内容のため割愛)
2005年3月4日 量産先行車が完成
2005年3月10日 夜間試運転の開始
2005年7月16日 昼間試運転開始
2005年7月24日 全線での試運転開始
N700系における受動喫煙対策
N700における受動喫煙対策が、2005年7月29日に発表された。N700は「全席禁煙」となり、編成に数箇所、密閉された「喫煙ルーム」を設置することとなった。喫煙ルームでは強制換気と、光触媒による脱臭装置が取り付けられ、タッチ式の自動ドアで隔離されるとのこと。新幹線ではトンネル内で内気循環換気を行うため、禁煙車でもタバコの浮遊粉塵の濃度が国が定める基準値の倍以上にのぼることが明らかになっており、この対策として強制換気を採用したとおもわれる。喫煙希望者はこの「喫煙ルーム」に隣接している車両を選択して乗車することとなる。
なお、導入に伴い既存の車両も禁煙車を拡大することが決まった。
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