作詞:森林太郎(鴎外) 作曲:南能衛
わが日の本は島国よ されば港の数多かれど 今はもも舟もも千舟 |
わがひのもとはしまぐによ さればみなとのかずおおかれど いまはももふねももちふね |
横浜市歌は、今から100年前の1909年、横浜開港50周年を記念して作られた歌で、日本で最も古い自治体の歌とされています。作詞はかの有名な文豪、森鴎外、作曲は当時の東京音楽学校(現在の東京芸実大学)の講師であった南能衛(みなみよしえ)が担当しました。
1909年7月1日に行われた開港五十年記念大祝賀会式典にて初めて披露され、以後、横浜市民にとってはなじみの深い歌として定着していきます。
横浜市立の小学校、中学校の音楽の教科書には、校歌と並んで必ず掲載されており、歌唱指導が行われます。横浜市育ちの自分には非常に馴染みの歌であり、中学校を卒業して10年以上経過している今でも歌えます。