三ッ池公園

 神奈川県横浜市鶴見区にある、三ッ池公園です。日本の桜名所100選の1つに選ばれているほか、神奈川の探鳥地50選にも認定されている、自然の多い公園です。もともとは農業用の灌漑用水の目的で江戸時代に整備された三つの池が、後に防災緑地として整備、公園として整備が行われるようになり、神奈川県の都市公園として認定されました。
 池は、上の池、中の池、下の池と別れており、池の周りを桜と遊歩道、遊具施設や運動場、庭園などが囲む形の公園になっています。遊具施設ではジャンボ滑り台という横長の滑り台が人気です。なお滑り台の下は砂場になっています。同じ滑り台でもローラー滑り台もあり、こちらは全長67メートルで12メートルを下る迫力あるものです。そのほかアスレチックスなどもあり、子供の遊び場としてはもってこいです。

 バスを降りてテクテクと数分歩くと三ッ池公園北門につきます。付近には駐車場もありますが、桜の季節は運動場も駐車場と化してしまいます。なんせお花見の季節ですから。
 三ッ池公園の桜は、全体の七割がソメイヨシノで占められています。ただし種類は多く、掲示板に表示されているものだけで11種類あります。中でも「横浜緋桜」は、横浜オリジナルの桜です。
 三ッ池公園と言うくらいですから、池もしっかりあります。和風の建物(売店)が池の近くに建っています。桜の季節だと、どこもにぎやかになります。
 こちらは園内にある韓国庭園です。李王朝の時代、韓国の地方貴族の荘園屋敷をモチーフに作られています。
 ここは9時から17時までの開園です。
 池の中に亀さんが居ました。このほかにもたくさんの野鳥や魚がおり、生物観察にももってこいの場所です。
 亀さん、日向ぼっこ中。
気持ちよさそうですね。
 このほかにも、さまざまな遊具施設や運動施設、TVKの電波塔などもある、広大な公園です。
 通年で楽しめますが、やはり桜の季節が最もこの公園がきれいに見えるのではないでしょうか?
アクセス

公園北口へ
東海道新幹線・横浜線・横浜市営地下鉄ブルーライン
新横浜駅より横浜市営バス14系統・104系統

京浜東北線鶴見駅西口より
横浜市営バス14系統、67系統、104系統
いずれも「三ッ池公園北門」下車3分

公園西口へ
京浜東北線鶴見駅西口より、臨港バス
05系統東寺尾循環
06系統寺谷循環
「寺尾中学校入り口」下車7分

北門・南門に有料駐車場あり
普通車500円〜(繁忙期800円)



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