京浜急行 2000形
1983年に登場した2扉オールクロスシートの車両が2000形です。快特専用として15年にわたって活躍していました。車内は集団見合い式のオールクロスシートを採用して、木目の妻面や、クリームのカーテンなど斬新なエクステリアを採用し、ローレル賞を受賞しました。後継の2100形の登場により昼間の快特運用から追われ、3扉ロングシートの改造を受けて、主にラッシュ時の運用についています。8両編成と4両編成があり、4両編成は快特の増結編成として昼間も本線や逗子線、空港線に姿を見せますが、8両編成はオールロングシートながら貫通扉を持たないために都営線に入ることが出来ず、昼間は専ら車庫で寝ています。まれに2100形の代走として昼の本線を疾走することがありますが、本当にまれです。