Vol.8
発 行:破竹会幹事会
発行日:2000.12. 10
=はじめに=
皆様いかがお過ごしでしょうか。20世紀も残りあとわずか。どのような新世紀になるのでしょうか。
さて9月24日に開催された総会はちょうど連休、運動会シーズンと重なり、アンケートでの出欠確認時より出席者の数が減り、どうなることかと役員一同心配しましたが、学生時代の仲間同士、和気あいあいの中、楽しい一時を過ごす事ができました。(その様子はHP上にて!) 参加できなかった方は是非次回の参加をお待ちしております。
今号では総会の報告、勉強会の予告、坂入さんの活躍の様子などを掲載致しました。
【破竹会幹事会】
=鈴木聡行会長挨拶=
皆様、お元気ですか?20世紀も残すところ後数日となりました。20世紀で40年、21世紀で40年生きて行くことになるわけで、市川2年・水道橋1.5年・稲毛2.5年の学生時代を考えても私達は過渡期に生きて行く運命にあるのかもしれません。その世紀、その年代、その年、その月、その週、その日、その時間、その一瞬それぞれに価値があるのですから、移り行く流れが多いほど人生としては熟成して行くのかなあとちょっとだけ得した気分になれます。歯科界を見れば、四半世紀前には歯科界バブルも有ったと聞きますが、現状は超氷河期を迎え、それに加え開示ブームやIT革命の恩恵を被り、丸裸の歯科界になりつつあります。医療の透明性は、当たり前と言えば当たり前なのですが、医療人が特別視され保護されてきた過去の決め事がまだまだ恐竜の如く存在している現在、楽な慣習を選択するか、大変な正当性を選択するかが21世紀40年の生き方になってくる思います。皆様はいかがお考えでしょうか。これから私達が求められる事は、より明確な歯科医療人としてのhumanity(人間性)、歯科医学に対するphilosophy(哲学)、そして歯科診療におけるevidence(根拠)だと言われています。これらのskill(熟練)を兼ね備え、企業努力をした先生達が生き残って行けるのかもしれません。自分のspeciality(専門性)を持ち、常に新しい情報を入手消化し、患者さんにとって本当の意味での「かかりつけ医」を目指して、21世紀もまた頑張ろうじゃありませんか!破竹会役員会も一つの情報発信源となるべく、会員情報収集・破竹会通信発行・勉強会開催を担って行きます。皆様のご理解ご協力無くしてはできない事柄ばかりですので、今後とも皆様の手で破竹会を育てていただきたいと切にお願いする次第でございます。
【会長 鈴木 聡行】
=第8回破竹会総会を終えて=
さる平成9月24日(日)午後1時半より本年6月にオープンしました東京ドームホテルにて懇親会を開催いたしました。卒業15周年を記念し、心に残るような会にしたいという会長の意向でいつもオニューで過ごした新しもの好きの89期生に似合う東京で一番注目のスポットで会を持つこととなりました。44名の会員の参加のもと、恩師金光、仁田原、井出、戸沢先生をお迎えし司会の佐藤 剛君の挨拶から始まり、会長の挨拶、諸先生方よりのお祝いの言葉へと続きしました。窓際には昨年亡くなられました故溝上先生の遺影と生前描かれました絵葉書を飾り、途中全員で黙祷を捧げました。皆それぞれ恩師を囲み、時が過ぎ行くのを忘れ、昔話に大いに花を咲かせました。前日までは雨が降り一時はどうなるかと心配していましたが、当日は朝から天気は回復しホテル一番のご馳走であります地上42階よりの景色はもちろん堪能でき、楽しく過ごせました。次回第8回破竹会総会ならびに懇親会の幹事はかねてより立候補して頂いていた新谷君にお願いすることとしました。また牧野君も近県ということでお手伝いをお願いいたしました。
【谷口 誠】
=第7回破竹会総会議事録= 平成12年9月24日 東京歯科大学水道橋病院血脇ホール
1.開会の辞:渡邉武之
2.挨拶:破竹会会長 鈴木聡行
3.総会の成立、議長選出
今回、委任状を含め過半数以上の会員の出席があり総会として成立することを確認。
議長選出は会場よりの意見で司会者渡邉武之に一任となり、渡邉より丸島徹が指名され了承される。
4.報告事項
(1)会務報告:山満
別紙報告書により破竹会役員会、勉強会の開催、破竹会通信の発行等について報告。
(2)名簿管理、連絡網に関する報告:常磐修
新しい破竹会会員名簿作成し、郵送する予定。
連絡網は現在NTTの「テガルス」というファックス送信サービスと郵便局の「ハイブリッドメイルサービス」を使う予定で準備中で、もうしばらくファックス通信網を利用する。 また、e-mailを利用した連絡網も使う予定で準備中。
(3)勉強会に関する報告:平井基之(代理 本郷貴士)
現在、2001年1月21日(日)に桜井学を講師にして「臨床でのモニターの使い方」というテーマで開催予定。
(4)ゴルフコンペ報告:嶋田雅夫
平成12年9月23日破竹会第3回ゴルフコンペを東京都若洲ゴルフリンクにて参加7名で開催した。
(5)会計報告:渡邉武之
別紙報告書により平成12年3月31日までの会計報告を行う。
報告書に記載ミスが指摘されたため、会計報告、監査報告については承認を見送ることとなる。
以上の報告事項について特に質問はなく、(1)〜(4)について挙手により賛成多数のため承認される。
4.協議事項
(1)第8回破竹会総会について:常磐修
総会開催地について東京、地方交互で行うこととしてぃるため、次回総会は2002年地方開催となる。
現在、会員の新谷夫妻が金沢で開催することを提案しており、役員会としてはその提案を受け入れたいと考えている。
→挙手により賛成多数のため承認される。
(2)役員および監査役留任について:鈴木聡行
本年3月31日をもって役員の任期は終了しているが、監査役とともにさらに留任としたい。
ただし内山公男については本人の仕事の都合により責務を果たせないとのことで退任の申し出があり、役員会としては了承した。
内山の後任としてA班より選出したいのだが現在のところ欠員のままである。
また佐久間千春にも手伝っていただくようになったので役員に加わってもらっている。
→挙手により賛成多数のため承認される。
6.閉会の辞:渡邉武之
以 上
=次回破竹会総会開催地について=
平成8年11月開催の第6回総会時に皆様のご承認をいただきましたように、破竹会総会開催は基本的に2年に1回とし、関東開催と地方開催を交互に実施することとなっております。平成10年11月には初の地方開催を大分で行いました。今年平成12年は、9月に東京ドームホテルで開催しました。次回は平成14・15年を目安に地方開催の予定で検討しておりましたところ、石川県在住の新谷博明・京子夫妻が現地幹事を買って出て下さり、今年の総会にて石川県開催が決定いたしました。富山県の牧野君もお手伝いいただけるそうです。石川の名湯につかりながら、浴衣の膝を交えてゆっくり話しができたら(お酒が飲めたら)どんなに楽しいか、今からわくわくしているのは私だけではないと思います。
皆様の参加を心よりお待ちいたしております。
【会長 鈴木 聡行】
=破竹会総会記念講演報告=
2000年を記念した講演会は、『「私たちは、なぜ生きているのか?」−−ブレイクスルー思考による生きがいの創造』と題し、福島大学経済学部助教授飯田史彦先生にお願いいたしました。なにしろ破竹会にとって初めての企画であり、朝早くからの開始で、果たしてうまく行くのだろうかと心配しておりましたが、皆様に集合していただきありがとうございました。血脇ホールでは、開始まで女子マラソンの実況中継をし、高橋選手の優勝に場内拍手の一面もありました。その後、講演会が始まりましたが、「人生は思い通りにならないからこそ価値がある。」「人生に解けない問題はない。」「私達は、知り合うべくして知り合った。」などなど、退行催眠などの科学的根拠に基づく論証を引用されながらブレークスルー思考について2時間30分御講演いただきました。一部、学生時代に得意としていた睡眠学習聴講者(正面で堂々と...。)もいましたが、参加者にとって、この講演を聞いて、何か思うものがあれば一つでもあれば、会としても大成功ではないかと思っています。
ビデオ収録もいたしましたので、欠席された方(出席された方でも)でどうしてもこの講演の様子を見たい方がいらっしゃいましたら山君に御連絡願います。
【保坂 譲治】
=会計報告=
総会当日は、平成8年度の支出の会計報告に不備があり、ご出席者の承認を頂く事を差し控えました。不手際を心よりお詫び申し上げます。今回同封の報告書にて改めて会計報告をさせて頂きます。なお、総会での承認は次回の総会にて行わせていただきます。
平成12・13年の年会費は105名の方に振込を頂きました。まだ未納の方は是非近日中にお振込ください。
破竹会運営上必要な財源ですのでご協力の程、よろしくお願い致します。
なお、ご質問などございましたら、下記までお願い致します。
納入方法 : 郵便為替
口座番号 :
加入者名 : 破竹会
振込額 : 6,000円 手数料は各自御負担ください
【会計 渡邉 武之】
=破竹会ゴルフコンペ報告=
第3回破竹会ゴルフコンペ(平成12年9月23日(土)開催)および第7回破竹会総会(同9月24日(日)開催)が無事に済み、久しぶりの旧友との再開、大変楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
第3回破竹会ゴルフコンペですが、朝からの雨が心配された予報ながらやや曇りがちな天気から午後2時頃からプレーに差し支えない程度の雨という天気の中、佐藤剛君の優勝、クラブハウスにてささやかなパーティーをもって無事終了しました事をご報告いたします。
さて破竹会ゴルフコンペですが、大分・別府ゴルフ倶楽部での前回(第2回)、そして若洲ゴルフリンクスでの今回(第3回)と2年に1度の割合ですが末長く継続していける事を第一に、第4回ゴルフコンペは、次回総会予定の石川県(第7回総会にて承認)での開催を考えています。
今回の破竹会通信では、破竹会ゴルフコンペをさらに軌道にのせていくため改めて会計報告をさせていただきます。
《破竹会ゴルフコンペ会計報告 (平成12年9月23日現在)》
破竹会ゴルフコンペでは、破竹会からの補助金(平成4年破竹会ゴルフコンペ設立時100,000円、コンペパーティー代補助金、連絡通信費代としてコンペ参加意志のある方から5,000円を徴集して運営をしています。
平成12年9月22日までの入金者氏名(入金順敬称略)
嶋田雅夫・福田紳一・丸島徹・吉田正信・朝倉利治・大森顕祐・佐藤剛・鈴木育也・平井基之・西辻直之・林英昭・
森田全省・秋元英典・中島信也・浅井章弘・青木雅司・小林伸之・沼田裕之・鈴木聡行・佐久間千春・菅谷公一・
傅田ひとみ・夏目祐作・佐藤滋(以上24名)
残金131,976円は[破竹会ゴルフコンペ代表嶋田雅夫]で全額保管しています。前記、会費納入者以外の方の入金をお待ちしています!!
【親睦会開催委員(ゴルフ委員) 嶋田 雅夫】
=第3回破竹会ゴルフコンペに優勝して=
平成12年9月23日「若洲ゴルフ・リンクス」にて第3回破竹会ゴルフコンペが開催されました。
「若洲ゴルフ・リンクス」は、都心から程近い東京湾の埋め立て地に作られた、岡本綾子プロ設計のゴルフ場です。私もここでプレーするのは初めてでしたが、いつも慣れたゴルフ場の景色から、少し遠くに目を向けると、海があり、さらに遠くには高層ビル群が見えるという、何だか不思議な気分にさせてくれるゴルフ場でした。
さて、当日は心配された雨にもほとんど降られることなく、まずまずのコンディションの中で、同級生と一日楽しくプレーをすることができました。しかし、肝心の私のスコアは?と言うと、100を切るのがやっと(グロス97)という有様で、同じ組の秋元君と鈴木育也君のし烈なベスグロ争いを、うらやましく見守っているだけでした。従って「優勝」なんて夢のまた夢と思っていたのですが、奇跡的にも?新ぺリアの隠しホールの関係で、まさに「タナボタ優勝」をしてしまいました。あー、恥ずかしい!
ところで、今回は参加者が7人ということで、コンペとしてはあまりに寂しい人数となってしまいましたが、やはり同級生同士のゴルフは一番楽しいものです。破竹会の会員の方の中には、たとえお付き合い程度であったとしても、ゴルフをなさる方は多いだろうと思います。代表幹事の嶋田君も、毎回一生懸命に、準備その他のお世話をしてくれておりますので、どうか今後たくさんの参加者の中で「大破竹会コンペ」が開かれることを期待しております。
最後になりましたが、今回のこのコースを予約するにあたり、鈴木聡行君と海老沼るみさんのご主人に、大変なご協力をしていただいた事を、皆様にご報告させて頂きます。
【第3回破竹会ゴルフコンペ優勝 佐藤 剛】
=会務報告=(平成12年6月26日以降)
平成12年8月27日 役員会 第7回総会、第5回勉強会について (水道橋病院にて、参加8名)
平成12年9月24日 総会、記念講演会、懇親会 (水道橋病院血脇ホール、東京ドームホテルにて)
【書記 山 満】
=第5回破竹会勉強会のお知らせ=
昨今新聞紙上などで医療事故についてずいぶんと取り沙汰されています。
医療事故は起こしたくて起こす人などいるわけもありませんが、歯科においても最近の事例を聞きますと驚くほど患者さんの権利が保護されるようになってきています。(東京都の事例集ですが、一度お読みになるとびっくりするかと思います)自分の身を守ることばかりではありませんが、患者さんのためにも自分や周りの人のためにももう一度勉強してみましょう。
日時 2001年1月21日 午前10時より
場所 東京歯科大学 血脇記念ホール
講師 櫻井 学先生
【勉強会委員 平井 基之】
=破竹会緊急通信の送信方法の変更について=
今までの破竹会FAX通信を「破竹会緊急通信」という名称に変更致します。
緊急通信の必要性が生じた場合、それぞれのご希望に合わせ以下の3通りの方法で連絡致します。
1.FAX送信「NTT:Arcstar Internet
FAX」 116名(111通)
「bstokiwa@af.airnet.ne.jp」からFAXが届きます。
2.郵送「郵便局:ハイブリッドメイルサービス」 21名
送信の翌日には届きます。ダイレクトメイルのような封筒で届きますので間違って捨てないようにして下さい。
3.e-mail送信「メイリングリストサービス:e-Groups」 15名
すでに「89kai-urgentLetter」の名前でメイリングリスト参加のお知らせが届いたと思います。メイル本文でも内容をお伝えしますが、pdfファイルも添付しますので「Adobe Acrobat Reader 4.0(フリーソフト)」をご用意下さい。
先日、名波智章先生の訃報連絡で第1回目の送信させて頂きましたが、問題点、訂正、受信方法の変更等がありましたら常磐までご連絡下さい。
【通信委員 常磐 修 本郷 貴士】
=最新版破竹会会員住所録配付のお知らせ=
前回予告致しました破竹会会員名簿2000年版が出来上がりましたので、この破竹会通信Vol.8に同封させて頂きました。旧住所録と差し換えて御活用下さい。
また今回の調査で会員の約半数以上の方がe-Mail
アドレスをお持ちのようです。これからの21世紀はITの時代といわれています。当破竹会でも他に先駆けて破竹会ホームページ並びに破竹会掲示板を御用意いたしました。皆さんもインターネットをもっと積極的に活用してお互いに情報交換をしてより良い診療ができるように頑張りましょう。
破竹会HP http://www1.ttcn.ne.jp/~Hachiku-kai/
破竹会掲示板
【名簿管理委員 堤 正幸】
―――坂入道子さんが、”第17回全国都市緑化フェア”で最優秀賞受賞!!―――
平成12年9月9日〜11月5日にかけて、「第17回全国都市緑化とちぎ フェア」が開催されました。開催に先立ち、県内外にフェアをアピールするための「緑化フェアPR花壇デザインコンテスト」が行われ、286点の応募の中から、坂入道子(旧姓 篠原)さんが、みごと最優秀賞に選ばれました。長男の大介君が学校から応募用紙を貰ってきたので、仕事の始まる前に30分くらいで何気なく書いたものだそうです。
坂入さんのデザインした花壇は、宇都宮駅東口周辺整備計画地内の7600平方メートルの広大な土地に作られました。
受賞後坂入さんは、地元の新聞・雑誌・TVの取材を受け、顔写真入りで報道されたため一躍”時の人”となり、何処に行っても声をかけられ大変だったそうです。(大好きなバーゲンにも行けなかったとか・・・)
プロのガーデニングプランナーを押さえての受賞に彼女自身驚いたようですが、草花を愛する心は誰にも負けない!と、今日もピンセットを片手に虫と闘っているそうです。今後の活躍に期待しましょう!
破竹会ホームページに彼女の作品と新聞記事が載っていますので、是非ご覧下さい。写真は保坂君と平山君が、7月29日宇都宮で開かれた産業歯科医講習会に参加した際に、撮ってきてくれたものです。右側のコンテナガーデンも、奨励賞に輝きました。ちなみに花壇は霜が降りる前に取り壊されてしまうそうです。
【2000.11.12 佐久間千春】