画像で見る白バイのワイヤレスシステム
恒例の箱根駅伝で、先導する白バイの無線関連の機器を撮影してみました。昨年ワイヤレス
システムの画像を撮れ損なったリベンジということで… 今年はバックショットがメインにな
りました。
隊員が携帯する送受信端末(丸内)
ホンダVFR800Pの場合
ホンダVFR800Pのバックショット
昨年見つけることが出来なかったワイヤレスシステムのアンテナは、やはり後ろ側に付いて
いました。2.4GHz帯を使用するそれは、無線LANなどと同じスペクトラム拡散通信
方式を採用し、妨害波の影響の排除及び秘匿性向上をはかっています。当初のアンテナは、
エレメントの長さが下記画像の半分程度で柔軟性の無いタイプでしたが、現在は長く柔軟性の
あるタイプに全て変更されているようです。
ハンドル左側にPTTスイッチ及びEMボタンが見えます(上記画像)。
無線機格納ケースのアップ画像
通称”弁当箱”です。左側面前部に無線機の電源スイッチ?らしきものが見えます。側面
中央の鍵穴は、蓋施錠用と思われます。ホンダ車の場合バイクのボディーと弁当箱に一体感が
あり、とてもスマートに固定されていますね。
スズキGSF1200Pの場合
スズキGSF1200Pのバックショット
サイドボックスの形状が違いますね。ホンダ車の方が容量は大きそうです。赤灯には点灯時
の眩しさを防ぐためのマスクが追加されています(1年前の画像にはマスクが無い)。
無線機格納ケースのアップ画像
スズキ車の場合弁当箱の下にアンテナ基台のプレートを挟み込むタイプなので、弁当箱の
構造が良く分かります。ホンダ車では確認出来なかった型式プレート(拡大すると三菱の文字
が),アンテナケーブルの接続位置,弁当箱の裏面は全面ヒートシンクになっていることなど。
マニアとしては、スズキ車の方が参考になります。
今回2年越しの恋がようやく叶いました。