無線のいろいろ(こぼれ話)

COBO

  受信こぼれ話

    長年受信をしていて、不思議なことに遭遇することがあります。ここではそんな体験談

   を掲載したいと思います。

  こぼれ話その3

   久しぶりの書込みです。ネタが無かった訳では無いのですが…(ちょっと言い訳)

   警察を中心にワッチしていたので、その絡みの話ばかりになってしまい申し訳ありません。

   まだ署活系がアナログ運用されていたころ、受信機で360MHz帯をサーチしていると

  361.9625MHzでヒット!でも変調が弱い。八木アンテナを向けてみると何やら様子が

  違う。てっきり神奈川県警の西の方にある署の無線と思っていたのですが、周波数の該当す

  る署が無いのです。いったい何処の警察署なんだと思い調べていると、ありました。何と

  熱海署だったのです(後日無線の内容からも確認しました)。

  自宅との距離50Km強、途中には山あり、海ありで良くも1Wの出力でここまで届いたものだと

  感心してしまいました。そんな熱海署もデジタル化前お得意の各所でのメリット交換を実施

  し、暫くしてお亡くなりになりました。

   当時は、熱海署の無線が聞けたことはすごいことと思っていましたが、10mWの特小機でも

  見通し距離であれば、50Km位余裕なんですよね。本当にたまたま無線が繋がる道?があった

  というだけで。今にしてみれば良い思い出でしょうか。

  こぼれ話その2

    またまた警察絡みの古い話になってしまいます。未知の周波数を探して受信機をサーチ

   させていたところ、151.83MHzでヒット!周波数帳で確認してみると、未割り当て,未

   判明の文字が。これは使用者を特定するしかないでしょうと、意気込んで集中的にワッチ。

    すると「1機捜から3機捜…」との交信が。なんと警視庁の機捜が使用していました。

    しばらくして、この周波数で交信されることは無くなりましたが、警察というのはイレ

   ギュラーな所で交信するんだなと感心してしまいました。やはり傍受対策?

    現在ではこの周波数は、刑務所無線用として割り当てられ、しっかりデジタル化してい

   るようです。あーっあの頃が懐かしい…アナログで聞けたあの頃が。

  こぼれ話その1

    今から10年ほど前になります。ある夜受信機を立ち上げ、サーチしていました。する

   と148.23MHzでなにやら交信している声が聞こえてきました。よく内容を確認してみる

   と、治療で来ていた川崎市内の病院から犯人が逃走し、それを追っている警察の無線交信

   でした(捕まって犯人が護送される際に「インタビューねーか?」とマスコミに言ってい

   たやつです記憶にある人もいるのでは?)。

    でもおかしいのです。その逃走事件はそれ以前に犯人が逮捕され、とっくに解決済。

   ましてやこの周波数は警察の割り当てではないのです(使用するジャンルにより周波数の

   割り当てが決まっている)。あと、その当時でも警察無線はデジタル化されており、一般

   の受信機では音声を聞けないのです。今もってあれは何だったんだろう??と疑問に思っ

   ています。まさか□○葉が流していた???

    それでもめったに聞けない警察の交信を聞き逃す手はありません。テープレコーダーを

   繋いで早速録音したのですが、変調が弱い+電源のハムノイズが乗りまくりで酷い音に…

    この一件以降八木アンテナの作製,IC−R7100の購入などに進んでいきます。

    他にもこの無線交信聞いた方いませんか?

    あとテープの音声ですが、パソコンの音声処理ソフトでノイズ取りに挑戦しています。