拙者は子供の頃から特撮番組が大好きである。「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」などは、再放送ではなくリアルタイムで視た世代・・・・などと書くと歳がバレるかもしれないが(^^;)。
最近はビデオやレーザーディスク・DVDの普及のおかげで、昔懐かしい特撮ドラマのソフトが比較的安価で(そうでないのもあるが)続々とリリースされているのは、拙者のようなオールドファンには嬉しい限りだ。
そういったものの中から、今は消えてしまっている鉄道が登場しているものをご紹介させていただく。
■大分交通別大線 ・1967年(?)円谷プロ制作『怪奇大作戦』の「吸血地獄」より
別府警察署の正面が出るシーンと、覆面パトカーが海岸沿いの道を走るシーンで、電車(形式不明)が併走して登場している。 |
■東京都電 ・1967年東急エージェンシー制作『マグマ大使』の第42話「マグマ大使とバルザス
の激闘」
怪獣が吐き出した毒花粉で通行人が倒れるシーンで、渋谷駅前(?)の電停で客待ちしている8000系が登場している。 |
・1967年(?)円谷プロ制作『怪奇大作戦』の「美女と花粉」より
新宿駅東口(?)の電停に停車している8000系(?)がチラリと見える。 |
■東武鉄道日光軌道線 ・1967年東急エージェンシー制作『マグマ大使』の第45話「日光に現れた海坊主
の謎」より
マモル少年・ロケット人間のガム・UPIの木田記者の3人が乗ったタクシーが国鉄日光駅前から出発するシーンで、駅前に軌道と架線がチラリと見える。また、神橋付近でのタクシー走行シーンでは単線の鉄橋が写っている。残念ながら車両は登場していない。
なお蛇足ながら、UPIの木田記者が東京から日光へ向かうシーンでは、157系による「日光」号が登場している。 |
・・・・・・いずれのシーンも、線路や車両はほんのチラリとしか登場していないのが残念
だが、消えた鉄道の「動いている映像」を見かける機会は写真と違って非常に少ない
ので、そういう意味では貴重なものだと思う。
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