お星さまの贈りもの ファミリーコンサート IN 韮崎

星がきらめくオープニングの“たなばたさま”

東京から車で1時間半、山梨県の韮崎市にて7月16日に「お星さまの贈りもの ファミリーコンサート」が開催されました。
韮崎市文化ホールは新しい綺麗な、そして豪華なホールで、しかも遠くには富士山が雄大な姿を見せ、空気もよくとてもいいところでした。また、ここは武田信玄ゆかりの地でありお隣甲府市はアッコちゃん(朱未知留)の出身地でもあるのです。今回のメンバーはそのアッコちゃんと、りこちゃん(華村りこ)、もやし(鞠村奈緒)の宝塚ママさんOG3人でお送りしました。
当日は昼の公演とあって、前日15日に会場入りをしてリハーサルに臨みましたが、あいにく雨が降ったりやんだりといった天気で、コンサート当日の天気予報も芳しくなかったのですが、なんのなんの次の朝起きたら青空が見事に広がっているではありませんか!まずはほっと胸をなでおろしたのです。

青い空に綺麗なホール 富士山が見守ってくれています

今回のコンサートは、四季の歌をさまざまな音と、照明の明かりで表していく1部と、今回初の試みとなります昔話の朗読や子供たちと一緒にステージで遊ぶコーナーなど、歌で楽しむ2部のステージで臨んだ訳ですが、ご存知のように3人の出演者は、家庭では母として子育ての真っ最中ということで、今回も子供たちを連れての舞台となりました。

本読みの打ち合わせ こっちも遊びの打ち合わせ?


そしてミュージシャンには、お馴染みのピアノの白石さん、前回のコンサートの時もお手伝いいただきましたサックス&パーカッションの金山さん、そして今回新たに、ベースの斎藤さんとギターの友常さんに協力いただきました。ちなみに金山さんはご自身でバンドを組んでおられ、2年前からホームページも立ち上げ、童謡専門と思ったら大間違い!サックスにサルサにラテンにと精力的な活動を続けていらっしゃるのです。

お馴染み白石さん ギターは友常さん ベースの斎藤さん 前回に引続き金山さん


さてコンサートは3時から始まりましたが、会場にはチビッコがたくさん、お年よりもたくさんで、まさに老若男女問わずの文字通りファミリーコンサートなのです。また今回は新しいアルバムの先行販売も行なわれたのでした。

会場は老若男女問わず! NEW ALBUMの先行販売!

1部の1曲目は、アルバム「はる・なつ・あき・ふゆ」の1曲目でもあります“たなばたさま” 星が光り輝く中でのオープニングとなりました。
そしてここからは、小川のせせらぎと小鳥の音を聞きながら“春がきた”“背くらべ”と続き、夏休みの雰囲気の音や海の音、虫の音色や木枯らしの音と、その曲ごとに色模様を見せる照明に、子供たちが反応しながら四季折々の歌を繰り広げていくのです。
しかし子供たちの反応はお見事なもの、「おや?この音は何かな〜」の問いに、すぐさま答えてくれ、場内は「むしー」「ぞうさんーっ」「ポンポン船」等と飛び交っておりました。
そして1部の最後は子供たちの大好きな“あわてんぼうのサンタクロース”で15分の休憩となるのです。

海”のワンシーン アッコちゃんの歌う“やしの実”
リコチャンはちょっと座って“もみじ” 木枯らしが吹きぬける“たき火”

さて2部のオープニングは、ピアノのメロディをバックに初の試みであります昔話「つるの恩返し」から始まったのですが、リコチャンの“ト書き”、アッコちゃんの“おつう役”もやしの“よひょう”役。「果たしてじっと聞いてくれるだろうか?」「ピアノと照明のマッチ具合は?」等と思った心配などなんのその、小さい子供たちからお年寄りまで、静かに、そして真剣に聞いて頂き、最後は大きな拍手を頂戴したのです。

“おつう”はアッコちゃん ト書きはリコチャン “よひょう”のもやし

昔話の後は、今度は3人の昔話ということで宝塚時代の懐かしい“すみれの花咲く頃”なのです。

“すみれの花咲く頃”も3人には昔話なのです

「音楽って[音学]とは書きませんよね!もちろん“楽しい”[音楽]ですよね!じゃあ一緒に楽しんでみましょう」ということでお次は、日常のものを楽器にしての“たのしいね”を歌い、そして今度はステージにチビッコを招いて一緒に遊んで歌いましょうということなのですが、10人でも上がってくれればいいかと思っていたものが、皆楽しいのか、ぞろぞろステージにきてくれその数30人オーバー!皆で手作りのパーカッションを鳴らしたり、風船を振ったりとまさにはじけたような“飛んでったバナナ”でした

手を鳴らし、楽器を鳴らして“たのしいね” チビッコがたくさん!!

この後は大好きな“大きな古時計”“おかあさん”“クラリネットがこわれちゃった”と続き最後が“ドレミの歌”で終了となりましたが、ここで花束が贈呈されたのですが、なんと花束は自分の子供たちが持っているではありませんか!まあステージの3人にとってはこの上ない喜びだったことでしょう!

皆で遊ぼう! まさに2児の“おかあさん”
クラリネットがこわれちゃった 最後が“ドレミの歌”


アンコールは我が子と一緒に“森のくまさん”そして “思い出のアルバム”では場内のお母さんたちと一緒に歌って幕となりました。

アンコールは我が子と一緒に! ENDINGは“思い出のアルバム”

こうして2時間にも及ぶコンサートは無事終了いたしましたが、まさにあっという間のひと時で、チビッコどころかお母さんたちも一緒に歌ってくれ、長い時間にもかかわらず、飽いた様子も見せず(たぶん?)最後までお付き合い頂きありがとうございました。

最近のコンサートは、キャラクターショーや劇団といった催し以外は、子供と一緒に行けるコンサートも少ない様子です。
子供が騒いだって、泣いたって、笑ったって良いではないですか!逆にもっとたくさんの歌やステージを見せてあげたい!
そんな思いで私たちはこれからもコンサートを続けていくつもりですので、もしも皆さんの街にいける時がありましたら、是非いらしてくださいね。
さて次はどこの街にいけるかな〜。


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