久二男さんの木尽くし日記 その84



茱萸(シュユ・グミ)、山茱萸(サンシュユ)
05/6/4

グミの木

グミの木

およそ33年前、生前の兄貴が故郷広神村からわざわざ電車で、2年生位の苗木を持ってきて植えてくれたグミ(おそらくトウグミ)が、ネコの額よりはちょっぴり広い我が家の一ヵ所で今、赤く色づいた実を付けています。

グミの実

食べると少しエグイが気にならない、甘く今年は豊作でした。酉(鳥)に負けないよう早起きしてトリ(獲り)ます。しかしお互い盗りつくしません。鳥は食べるとすぐウンチ(食事中の方には失礼)を出します。しかも発芽抑制物資を取り除いてくれますので、きっと何処かで芽を出しているはずです。食べ終わって種は外に放り投げておこうっと、しかし発芽はどうかというと?、本当はトイレで拾って更に洗って蒔いておくといいのだが!御免、スミマセン私のこどもの頃でした。

グミ科

グミ科は3属、約50種のちっちゃい科、北半球の温帯と亜熱帯及びオーストラリアに分布します。

ナツグミ

北海道南部から本州、四国、九州の低山地に生育し、ヤマグミとも呼ばれるよ。今ごろ小金井市周辺では、広楕円形の真っ赤な実を付けているでしょう。

サンシュユ(ミズキ科)別名ハルコガネバナ、アキサンゴ

春早く葉の展開よりも早く黄色の花を開く。和名は漢名の「山茱萸」の音読み、漢方では完熟した果実の核を除いて乾燥させたものを「山茱萸」と呼んで煎じて服用し、滋養強壮、腰痛、めまい、耳鳴りなどに用いる。果実酒にもされます。

茱萸(ミカン科)正確には呉茱萸

「朱」は「株」のもとになる字、切り株は木質部が赤い、真紅ではないし、「茱」が適当といわれています。

それではまた。梅雨空でもめげずに活躍くださいよ。





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