久二男さんの木尽くし日記 その77



サクラ、桜、櫻
05/3/14

ここのところ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。

昨日、同期の2名が4月で停年なので、その「送別会」が築地でありました。あまり飲めもしないのにはしゃぎすぎてしまいました。

1部の品種を除きまだほころびそうもないけど、最も春を代表する木であろうサクラ。

まだオープン前のロッジ、築地の事務所で準備をしている今ごろ、3月下旬から4月初めに上野公園などで目にするソメイヨシノ。やがてオープンに先立って、沼田に行く4月中旬、咲き始めたソメイヨシノにお目にかかり、更に5月中旬参加者と共に森の中で満開のオオヤマザクラに出会う、3度も拝めたことは当時最高に幸せものでした。そしていまでも、さまざまな局面で思い出と重なります。小学生時代、校庭に大きな桜の木があったなー。その頃は都会の校庭にもあったのではと思います。咲く時期は1ヶ月くらいの差があったのでしょうが。

サクラ(櫻)バラ科

女の子が、貝のネックレスをつけた姿を表す字が「嬰」エイといい、ぐるりと取り巻く(首飾り)という意味も含んでいるそうな。サクラはツバキやボタンのように孤立しては咲かない、木全体を「ぐるりととりまいて」咲き乱れる豪華さを持つ花であるといわれるな。

ウソ「スズメ目、アトリ科」

実はこの鳥はソメイヨシノが大好き、私も大好き、1日に1羽が200〜370個の花芽を食べる、それも花芽の下3分の1のところだけを食べるんだと。花芽は東側の下枝に多くつく、ウソはこの近辺をおいしいと承知しているのか一番被害が多い、とのウソッのようなホントの話があります。葉っぱの芽はほとんど食べないと。山形特産のサクランボ、なぜか被害がない。そりゃーそうだろう、人(私)が大好きなものだから優しく与えてくれるのだ。

ソメイヨシノ

東京都の都花にもなっているこの方、オオシマザクラとエドヒガンの雑種なんです。葉が出る前に花が咲きます。鼻先じゃーないよ花先です。

サトザクラ

サクラを庭に植えた平安時代から品種育成が行われ、人によって交配や実生による変異、または野生のものからの選抜育成などで200種以上の園芸種ができ、総称してサトザクラと呼びオオシマザクラ系の品種が最も多いそうです。

サクラは上記のように種類がとても多い、書ききれないので次回に続く。それではまたね。





続きはこども達に植林の技術を伝えよう。サクラだって負けませんよ  メニューはこちら   りっちゃんちはこちら