久二男さんの木尽くし日記 その71



地震の中越地方と「雪椿」
04/11/20

遅ればせながら上越新幹線の復旧の目処が立ち、仮設住宅も豪雪に耐えうる構造にする。とのことでちょっぴり安堵をしていますが、闘いはこれからです。

日本のツバキ

花は九州では12月から咲き始め、北に向うにつれ遅くなる。分布の北限、青森では4月中旬に咲く。花の少ない季節に咲くことから日本人のツバキによせる思いは深い。

春に咲く木から「椿」の国字、古くは「海石榴、海榴、山茶、都婆吉、都婆伎、豆波木、都波木、津波幾。別名ー木実木、かたし、あおきなづな。厚葉木(あつばき)または艶葉木から転じたともいう。古くから日本の民俗や文化と深いかかわりがあり、日本人の心の故郷への橋渡しをしているように思われてならない。といった方がいました。日本に分布するツバキには「ヤブツバキ」と「ユキツバキ」がある。

ユキツバキ(ツバキ科)

雪国に春の訪れを告げる花である。

春、雪が消えた後に花が咲くのが普通だが、秋に咲くこともあるし、標高が高く雪が遅くまで残る場所では、6月になっても花がみられるよ。周辺の山の木々の芽生えは主にユキツバキの開花後に始まる。水温も緩むころ、真っ白の雪が残る山裾に強靭で弾力豊かな枝先の真っ赤な花は、人に強烈な印象として焼き付けるものがあります。

小雪だとしても来春の、ユキツバキはどう雪国「中越地方」の方々に映るのだろう。

「復旧」に向け、粘りと辛抱、勇気を与えてよ。応援しよう。それではまた。





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