久二男さんの木尽くし日記 その70



こども達に「湯たんぽ」を仕立てさせよう
04/11/14

奇妙なことに暖かい。木枯らし1号が吹いたわりには。

いよいよ冬の到来です。1945(昭和20)年、新潟県魚沼市(旧北魚沼郡広神村)生れの私が最も恐れる季節だ。超豪雪というのは、ほぼ20年周期で来るといわれる。20、38、56豪雪がそれだ。それは関東地方の方には想像すら出来ないと思うけど。全てを経験しているから申し上げたい。正に心から冷える。「豪雪」とは言われないけど1960〜1980年代当時はともかく雪はよく降った、小雪と言っても150pは当たり前、かのごとく積もりました。地球温暖化で確かに今は少なくなったけどね。

これからが地震の被災地は、うんと大変なことになります。雪に対する防御は完璧でしたが、しかし考えもしなかった事態に難儀することは遠く離れていても解かります。前向き志向で行くしかないとは思っているが、なにか応援したくてたまりません。「木」を植えることと全く無縁ではないと、こじつけ的に今回の地震を思っています。

対策本部に言えばいいことかもしれません、避難生活を続けている方々に、これからの寒さ対策として「湯たんぽ」「豆炭アンカ」を一人一人に支給をしていただきたい。豆炭アンカはちょっと無理でしょうから、湯たんぽを。経験的に、広い場所でいくら暖房(石油ストーブ)を焚いたとしても暖まるものじゃーないぞ。お湯を沸かして湯たんぽに詰め、夜それを抱っこして寝るのです。こどもにこれをやらせましょう。お湯の沸くまで火の見回りと、詰める作業を責任をもって実施させるのです。おとなが観てあげることは当然です。心まで温まるのは必至です。それではまた。





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