久二男さんの木尽くし日記 その62



実りの秋、関係ないけど「モウセンゴケ(毛氈苔)」
04/09/19

新潟県北魚沼郡広神村の甥によるとそろそろ稲刈が始まるんだと。

人手で刈り、稲束を背負って運び、木と木の間に縄を張り四角のマスをつくって稲束を乾燥させるために架ける。鮮明に思い出されますが、今、そういった天日で乾燥させることはほとんどありません。しかし新米は本当に美味いものです。特に甥の新米は格別ですよ。いつもの年に送ってもらうので大感激しています。

モウセンゴケ(モウセンゴケ科)

4属143種、全て食虫植物、葉はヘラ形、ロゼットを作ります。緋毛氈(ヒモウセン)を広げたような部分がネバネバしていて捕食します。玉原湿原ではよく目にしました。英名「太陽の露(sundew)」コケのような小さな植物ということからついた名前。花は午前に開き、午後2時ごろには閉じる。苔とは名づけられていますが、立派な花を咲かせる被子植物です。

<一見たくましいが弱者>

栄養分が極端に少ない湿原などに生息。葉が虫を捕らえて消化し、栄養分をを摂取することが出来るため、根から吸収する栄養分が欠乏していても平気なのだ。尾瀬や北海道、サロベツ原野では大群落を観察できる。こうした湿原では、窒素、リンが極端に不足するため、草丈が高くなる植物の生育が阻止される。

<ナガバノモウセンゴケ>

尾瀬と北海道にしか見られません。しかし、この植物を国会議事堂前に植えて、悪党の議員を(白々しい小泉など)次々に食べてもらって、浄化しましょうよ。弱者とはいえ、こういった場面ではメチャクチャ度胸がいいのだ。

プロ野球ストライキ、大賛成です。だが最も悪の根源「読売巨人」を断つことは容易ではないはずです。あるテレビ局が言っていましたね。いくら話し合いを持っても「大元が揺るがない限り意味が無い」と。読売新聞を読まない、日本テレビを見ない運動をやったらの声に、「それは考えていません」。古田選手の苦悩がわかります。

それではまた。





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