マツヨイグサ アカバナ科
南アのチリ原産、江戸時代後期に日本に持ち込まれた。英名は夕暮れに咲くサクラソウの意味の「イブニング・プリムローズ」。
夕方に花を開くことから月見草と同じくつけられた名前。5〜8月、夕刻に濃黄色の直径3aくらいの花を開くが、翌日の午前中にはしぼみ黄赤色に変わる。ところで人間の病気の多くがγ‐リノレン酸のような脂肪酸の不足と関連していることがわかったんだと、アルコール中毒「ドキッ」、アレルギー、心臓病といった病気の治療に用いられている。主にイギリスとカナダでγ‐リノレン酸を採るためにメマツヨイグサが栽培され医学的研究が続けられているそうです。
ツキミソウ(月見草)
メキシコ原産
日本にはマツヨイグサと同じ頃に渡来した。けど繁殖力や環境への適応力が弱弱しい(誰かと同じ)から野生化しない(もともと野性なのにネ)。夕刻に純白の花をつけるが翌朝にはしぼむ。
マツヨイグサが誤ってツキミソウと呼ばれることもある。ですのでツキミソウと思って見ているものはほとんどマツヨイグサかもネ。
オオマツヨイグサ
夏の宵に直径8aほどの大型で、美しい黄色の花をつけたさまは風情がある。
太宰治の小説の一説に書かれた「宵待ち草」はこのオオマツヨイグサかメマツヨイグサといわれる。
「月夜に待つ」、いいですねー、待つのは大好きな自分です。
台風16号が気になります。「神風」ならどうか、貧しいところにだけは被害を与えないように、悪党の政治家に徹底的な嵐よ吹き荒れよ。結果、「金」よりも「水」を万民に与えてよ。皆、特に弱者は努力し、頑張っているんだから。
それではまた。ロマンチックに行きますか。