久二男さんの木尽くし日記 その48



オーク、ミズナラ(水楢)ブナ科
04/06/26

雨が、やはり木々に潤いと、水々しさを与えます。そして人にも活力をくれます。平年より今のところ少ない雨ですが、被害を出さない程の大量の「水」を願いたいものです。

木尽くし日記に書いているのも,りっちゃんとお付き合いさせて戴いているのも、きっかけは「辻元」さんでした。そしてその人が再度国政に出ようとしています。心から応援します。

ミズナラ(水楢)ブナ科

別名 オオナラ

葉は互い違いにつきます。ギザギザは大型の三角形。ロシア版レッド・データブック(絶滅危惧植物のリスト)を見ると、南千島に生育するウド、カシワ、ミズナラ、ホオノキなどが挙げられている。日本ではごくありふれた植物だが、北からみると稀少。日本で北方系の高山植物を珍重することの裏返しです。

オーク

日本では「オーク」という単語はずっと長く「樫」(かし)と訳されてきた。樫は硬すぎて、家具にはとても加工しにくい。ところが、イギリスには素晴らしいオークの家具がある。日本ではできないとと思われ、高い値段で輸入されていた。北海道のミズナラ林をヨーロッパ人が見て、これは良質の「オーク」だといった。日本では雑木扱いで安い値段で輸出されていた。水楢はヨーロッパで立派なオークの家具に変身した。「オーク」とはつまり「楢」なのである。最初に訳し違え、辞書でもそのまま踏襲されてきたのだった。[天声人語より]

泉はいずみでも「小泉」なのです。どう見ても卑怯でちっちゃいです。どうか訳し間違いのないようしっかり見ましょうよ。しかし「水」は絶対、節約しましょう。少し食べる量を減らしても。

それでは、電車の中の冷え過ぎにご注意を。

昨日は、梅雨なのに炎天下、ヒノキの森の下草刈りをしてきました。そろそろ下草より頭を上に出していますので、そのヒノ木はOKです。しかし葛など蔓性植物がきっとよじ登ります。つまり共生です。余計なことをすると、「木」がお断りというと思いますが、その日はなぜか何も言わず、涼しい佇まいでした。





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