久二男さんの木尽くし日記 その4



回想すること
03/10/06

秋の装いを目いっぱい感じるときです。

今日は、信濃町にある年齢のちょうど一回り違う姉のマンションに呼ばれていってきました。

酉年の姉は、新潟の田舎にいるとき、ほとんど認識がありません。というのは尋常小学校を卒業後(s22年には中学校が出来、6、3、3制になるのですが)、すぐに紡績工場に就職(過酷な労働時間だったと聞きます)。ほとんど見ていない姉でした。

1964年上京した私が、下宿した先が恵比寿にいた姉のところでした。義兄貴は今、一番尊敬する人です。姉は、文句を言うことも無く、とにかく働き者です。「男尊女卑」の時代を生きています。恵比寿で50年「恵比寿食堂」をやって6月に店を閉じることになり、越してきた訳です。

フジテレビにも紹介され、放映されたのですが、スミマセン、綺麗な店とはお世辞にも言いませんでしたが、徹底的に安く、庶民的な店として圧倒的に人気があったことは確かです。自分も実際配膳作業を手伝って感じました。

「信濃町」、39年まえからよく通りました。飯田橋から小石川、伝通院、94歳のお袋の妹、叔母さんがいます。当時は手作りの豆腐屋さんだったのですが、今、その次男がお好みやを営んでいます。1964年当時からお世話になり。今でもお袋のように気がかりです。

「信濃町」自然たっぷりと思われます。しかしダサいと思われるでしょうが、本当の自然とは程遠いと感じられる、あまりに人間くさい。姉のマンションに行って、やはり素晴らしい、機能、使い易さ、防犯どれをとっても落ちどころがない。ひねくれているのでしょう。なにか?ガーデニング、すごい広いバルコニーがいくつもある。いっぱい植木もある。驚いたことに虫がいない、そこにいた何時間。

いや「蛾」が6階なのに外に舞っていた。14時のことです。ほっとしました。不思議な感じでした。

ここで質問「蛾はなぜ夜、舞うのでしょう。」

簡単です。鳥に食べられないためです。蝶目の90%は「蛾」です。したがって、植物の受粉はほとんど夜行われる。(人も同じかな)「蝶」がいるのは、それは「鳥」の子孫を残すためです。食べられるために美しく着飾っている。「ホオの木」に限らず植物はやさしい、動物を守ります。しかし動物でも、「人」は違う。

「共生」のため、「ことば」「格好」でなく行動を!そうでないと本当に植物から拒否されます。油などは少なくても我々の時代には十分ある。しかし「水」は確実になくなります。

木を植えるのは来年になりますが、下草刈り、枝打ちを「つくば万博の森」で11月、今度こそやります。

できるだけ、自分自身心掛けます。




続きは朝倉まみさん   メニューはこちら   りっちゃんちはこちら