久二男さんの木尽くし日記 その24



芸術
03/12/20

今日は、強風が吹き荒れ寒い1日となりました。このように関東地方が晴天で木枯らしが吹き、歩いていると耳がピリピリ痛むような日、故郷新潟では大雪です。いわゆる冬型の気候配置で、スキー場はやっと一安心といったところでしょう。雪害のないように切に願っています。

芸術の「芸」はなぜ草冠なのでしょう。

以下藤堂明保さんの本「漢字の話」から引用させてもらいました。もともとこの字は「?」、後に云(ウン)という発音を添えた藝(ウン)の字、その略字である芸(ウン)の字を、誤ってゲイと読むようになった。ウンは耕耘機の耘(ウン)と同じで、田畑の土をもやもやとまぜ返すこと。雲(ウン、もやもやとこもる水蒸気)魂(もやもやして立ちやらぬ人だま)?「草かんむり+木と土+丸(人が丸く背を曲げ両手を差し出す姿)つまり、人間が土の上に木を植え、脇にしゃがんで世話をしている様子を表している。ゲイ、自然に伸びた植物にハサミを入れて、好ましい形に整える。転じて自然の素材に人工を加えて好ましい形を作り上げる術を「芸術」。

12月も終りに近づき、いよいよ冬将軍到来と言った感じです。お互い健康には注意いたしましょう。




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