久二男さんの木尽くし日記 その13



ツノハシバミ
03/11/07

今日新橋の行きつけの店で、若い男と激論しました。温暖化がいいと言うのです。周りも現状に安穏としています。いや是でいいのか?なんもいわなくていいのか? 疲れます。実の無い喧嘩は消耗だけです。

しかしこれだけは言います。実際に森が、日本の森が崩れています。

現場を見てと、言いたかった。東大生の格好いい青年だったな、裸にして森の笹原にしばらく埋めて、そしてもう一度俺と喧嘩して欲しいと願う。残念ながらその度量が感じられなかったけどね。

りっちゃんは現場で働く俺らが、わからないかも知れません。森の中から森を見てください。森が教えてくれます

マラソンが大好きです。高校時代、42.195km・2時間43分で走りました。

当時「若大将シリーズ」で誰でしたっけ、映画にもなったことはあまりにも!嫌いです。

ローマ、東京五輪2連覇を達成したアベベは私の一番尊敬する方です。今、あまりハングリー精神が無いように見受けられます。

本当にお腹がすいていました。しかし山に行けば、うさぎ、山鳥、雉、ツキノワグマ、人間と持ちつもたれつの関係にありました。その場面では真のエクスシタシーがあったのかな?

ツノハシバミ(カバノキ科)が、日本海側気候に生息します。ヘイゼルナッツとも言われるこの実は、10月の頃、美味しい実を子孫を残すためつけます。実際田舎では菓子まめといわれて人気があったのです。

ガキどもは、しかし食いきれないことが本能的に解かります。いや、その木に寄るな!と言われます。良く、じっくりと見ると周りにはウルシの木がチャ−ンと控えています。

申し訳程度に、そして思いをこめた方にプレゼントをするために勇気を持って10数個捕獲します。翌日は、ほっぺが倍ぐらいになったとしても。

その味わいを、これからのこどもに味わせたい。これから我々が金さん銀さんになれたとしても。りっちゃんの子どもの、子どもの子どもぐらいまで金さん銀さんになれるよう、美味しい水を作りましょう。今。




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