久二男さんの木尽くし日記 その121



ホンカイドウ、ミカイドウ、ハナカイドウ
10/3/18

カイドウ(バラ科)「海棠(かいどう)睡(ねむ)り未だ足らず」とは、酒に酔って眠りについた楊貴妃の、寝覚めたあとも酔いの残ったなまめかしいさまを、玄宗皇帝が海棠の花にたとえた故事、とありました。

中国では海棠は古来より代表的な花木とされてきたそうです。

ホンカイドウ
  中国ではこの種がカイドウの代表であるが、日本には自生せず、ほとんど栽培もされていないそうです。

ミカイドウ
  日本には室町時代以前に渡来したが、長崎から伝わったとされたので「ナガサキリンゴ」の別名があるそうです。

ハナカイドウ
  ミカイドウよりやや遅れて日本に 入った、とあります。
  花弁は淡紅色、半八重で半開する。ミカイドウと異なりあまり果実はつけないのだそうです。
  今日、日本で普通にカイドウといえばこの種で、庭木や鉢物としてよく見かけるよね。
  八重桜が咲く4月ころに開花、蕾のころは濃い紅色、開くと淡紅色になるんだと。

そんな訳もあり、買ったのだけど、咲(わら)うのが楽しみです





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