久二男さんの木尽くし日記 その114



キクラメン、シクラミン、シクラメン
10/1/31

シクラメン(サクラソウ科)
  部屋のことすべて鏡にシクラメン(汀女)

冬枯れの季節、室内や温室に置かれた、鉢植えのシクラメンの多彩な花色は、目を楽しませてくれると、言った方がいました。
  日本の冬の風景にもすっかり溶け込んでいるとも。

もとは、シリアからギリシャ原産のキクラメン・ペルシウム1種のみを改良したもので、ヨーロッパで園芸種として発展してきたのだそうです。
  観賞用というより薬草としての意味があったらしいのだと。

球茎にはポニン性配糖体のシクラミンを含み、実際にヨーロッパで下剤などに利用されたそうです。

薬効については、「頭の毛が抜けたら、シクラメンの草を鼻に詰めよ」とか、「妊婦が草の根をまたぐと流産する」、さらには「惚れ薬になる」など、さまざまな俗信が飛び交い、当時はかなり一般的に信じられていたとありました。
  妊婦云々は絶対無理だが、今度鼻に詰めてみようかな、どうなるのかな?
  「もう遅い」「無駄」、でもこういうの面白そう。





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