久二男さんの木尽くし日記 その113



いっさ、ほいさと茶畑の手入れ
10/1/11

13日(水)に、今年初めてとなる丸山公園雑木林(茶畑)の手入れ、及び茶の木の補植、ガマズミの移植を行った。
  風が強く、相当な冷え込みの中での作業だったが、日差しのある場所、次第に汗ばむ状態でした。
  この時期、野良仕事も捨て難いものだな。
  今年こそ新芽を摘みたいな。

チャ(チャノキ)「ツバキ科」
  中国原産
  中国南部には、大型の葉のチャが自生している。
  「皐蘆」とよばれる特異な一群のチャ品種も含むとありました。

葉や新芽を摘んで茶にするものを「茶」。
  種子から油を採るものを「油茶」。
  花を鑑賞するものを「茶花」。
  全体をまとめて「山茶」というのだそうです。

始めは薬の木として渡来。

鎌倉時代から飲み物として広く生活にとけこみ、茶碗、茶の間、茶店、茶屋、茶道などの文化を生んだとあります。

茶の製造は、葉内の酸化酵素(ポリフェノールオキシターゼ)の作用を制御して含有成分であるカテキンにどのように反応させるかがポイント。
  酸化酵素が作用する現象を、茶製造においては「発酵」とよんでいるんだと。
  この発酵を完全に利用して紅色の色素をつくらせたのが「紅茶」。
  発酵しないよう酸化酵素の活性をなくしてから製造して緑色を保たせたのが「緑茶」。
  両者の中間が、半発酵茶であり、「ウーロン茶」がその代表なんだって。
  1993年、森林の仕事をするまで、知らなかったのは自分だけかもね。

葉を食用、飲用に供する植物は数多いが、カフェイン、タンニンなどの特殊成分を含んでいる点で、チャは極めて風変わりな植物であるのだそうです。
  特にカフェイン含有植物は植物界広しといえども、チャの他にコーヒーノキ、カカオノキ、マテなどごく小数しか存在しないとあります。

古代中国の人びとは、チャを「南方の嘉木」(陸羽著「茶経」、760年ごろ)として珍重したんだと。

チャを飲み物として発見したのは、紀元前500年ごろという。

チャは病気が少ないうえ、乾燥にも強く、丈夫なので、害虫で全滅したスリランカ(セイロン)のコーヒー園も、茶畑に改植された。
  1890年ごろ、放棄されたに近いコーヒー園を買い占め、広い茶園を造って成功したのが、リプトン(T,Lipton)なんだって。

飲むのは、ほとんど緑茶、コーヒー。紅茶は滅多に飲まない自分です。

故郷魚沼はぼた雪の中、と思います。難儀しているだろうなぁー。
  お見舞い申し上げたい。





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