久二男さんの木尽くし日記 その111



ナンテン・メギ科
10/1/9

前回はいささか季節外れ、64テンしか付けられません。 4月ころまでムシしてね。

「美しいものには刺がある」という諺があるな。
  いろいろな植物を見ると必ずしもそうとは言えないが、と植物百科にありました。

しかし、メギは美しくてとげがあるものに入れてよいであろう、とも。
  とげは鋭く、ヨロイドオシ、コトリトマラズの別名。
  ナンテン(南天)
  メギ科の常緑低木中国大陸原産
  秋から冬、球形で赤色の果実をつける。

難を転ずるに通じる厄除けの縁起植物として、古くから日本庭園に植えられているんだと。
  6月ころ、白色の花を多数咲かせる。
  果実は11〜12月に赤く熟し、穂が垂れ下がる。

古くから、毒を消す効果があると考えられ、赤飯その他の料理や、箱入りの砂糖などに葉の一部が添えられ、材から箸がつくられたのだと。

メギ科の植物の多くがアルカロイドを含み殺菌作用をもつためだそうです。
  漢方では果実が「南天実」と呼ばれて咳止めの薬とされ、近年はのど飴などにも使用されているようです。そして、シロミナンテンが良質とされ、市場には通常の赤い果実を脱色したものが出回ることがあるというので注意が必要なんだと。

今年は65才、65テンは付くよう精進します。





続きは 干し柿くへば悪玉さるかに?お正月   メニューはこちら   りっちゃんちはこちら