久二男さんの木尽くし日記 その11



夜糞峰榛
03/10/30

別名、いや本名ミズメ、梓、と言われるこの木は、信州信濃に多く生息して、曲にもなっていますね。

樹脂を切って(いやいけません植物を切ることは犯罪だと思ってます)。匂いを嗅ぐとサロメチールの香りがします。昔、山に行って仕事をするとき、きっと変な臭いがしたからこの名前になったと思います。

案内するときに自分は、必ずやったことはまず手を合わせ山の神にお願いします。決して主芽は切りません、複芽を申し訳ないけど説明のため戴きます。近年、ブームになるとやたらタラノメなど取り尽くします。子どもを失う気持ちです。

植物の方がはるかに(何億年)の先輩なのにね!植物によって生かされていることの意味をあまりにも知らなさ過ぎる。自分をあまりにも軽んじている気がします。

23歳の二番目のこどもを7年前に亡くしました。

皇后陛下を案内した、落ちこぼれ繭で作った染物作者「竹重百合絵」さん、この方に恥ずかしげも無く当時泣きながら話をしました。ロッジを愛してくれた一人です。




続きは常に自分自身注意したこと   メニューはこちら   りっちゃんちはこちら