7月7日(土)尾瀬に行ってきたという方に話を聞きました。昨13日、スペシャルオリンピックス、テニスプログラムでのことです。
もちろんミズバショウは「葉芭蕉」、わずかにワタスゲの花穂が残るたたずまいだったとのことです。それにしても人はいっぱい、尾瀬を訪れる人は土曜日ということもあり、増え続けているようです。
尾瀬を訪れ、自然の美しさに感動して自然保護の必要性を強く意識する。しかし訪れれば訪れるほど、人間の影響を受けて変容していくという矛盾が生じることになるといわれています。
ニッコウキスゲ(日光黄菅)別名ゼンテイカ(禅庭花)ユリ科
和名は、本種が同属のキスゲ(ユウスゲの別名)に似て、日光地方に多い。別名の由来は不明とのこと。
7〜8月に咲く、本種には日本海側の亜高山型と太平洋側の低地型の分布域の異なる2型があるのだそうです。
花は食用。中華街などで食用のユリ科の花として販売されているものには、台湾や中国から輸入された H.citrina「金針菜→(ユウスゲやホンカンゾウの花を乾燥させたもの)」が多いが本種も、北海道で乾燥させたつぼみがユリの名で販売されていることがあるそうです。
でもこの程度の食品偽装は許されます。
それでは、暑さ対策と身体冷やし過ぎにご注意を!どうぞご自愛ください。