ヤマモモ(ヤマモモ科)20メートルにもなる常緑高木。
今、運動公園には、暗紅紫色の実を林床に、絨毯を広げたように落としています。食べたら旨かった!!
万葉時代に単に「モモ」と呼ばれた植物は、現在のヤマモモだったそうです。「楊梅」の名で、李白が詩に吟じ、清少納言が、見た目は格別じゃないのに文字に書くと仰々しくなるものの例として「枕草子」に何気無く書き記した「山もも」は古くから東洋の人々の心をとらえてきた、とのことです。甘酸っぱい果実の味、作られる酒が広く親しまれるのも解ります。
市民体育館前のは残念、雄木でした。