小平嘱託ユニオン保育分会ニュース 第2号

発行日 2002/8/01


15分未払い賃金闘争勝利の経緯とこれから

「45分しか休憩していないのに、一時間分差し引かれているのはおかしい!?」と思った一人の人が請求して支払われた。その事実を知って、自分も含め対象者全員に支払われるべきと考えた前分会長、正職からの呼びかけ、協力、保育分会の結成、先行して活動していた嘱託ユニオンとの共働、そして、各組合員の未払い分の請求。同時に対象者全員に時効なし(結局は時効2年とはなりましたが)で支払うようにきちんと要求したこと。市議会議員団との話し合い、議会での発言。市長のお詫び。

ひとつの「おかしい!?」が、いろんな人たちの行動、協力につながり、15分未払い賃金の支払いが実現しました。

そして、他にもおかしいことがあることに私たちは気付きました。(ニュースの前号参照)今、私たちは、少しずつでいいから、自分たちの労働条件をいい方向に変えていきたいと、粘り強く活動を続けています。それは、子どもたちを育てていくという仕事をしている上でも、必要なことだと考えています。自分たちの周りの状況を、ただ流されていくのではなく、少しでも良くしていく、そういう姿勢が大切なんだと。

手をつなごう、ともに働く仲間

小平市の保育園で働くみなさん、「おかしいな?」と思うことはありませんか?「このことで悩んでいる」なんてことがあったら、ぜひご一報を。私たちと一緒に話し合い、考え合って、解決の道を歩みませんか? 正規の職員が、子どもたちのために一生懸命働けるのも組合という、自分たちの権利を守る場があるからです。私たちは各園に別れて働いていますし、また、同じ園でも、朝夕の福祉員、嘱託職員、臨時職員と、立場も微妙に別れています。そして、とても弱い立場です。だからこそ、私たちにも一緒に考え合い、育て合える場が必要であると思います。月一回の定例会にいらしてください。そして、ぜひ、組合にご加入ください。仲間を大募集中。

活動記録

6月21日 団体交渉…報告はユニオンニュースをご覧ください。(結局は臨時職員とは話し合いをしないという、ニュースを発行できませんでした。ごめんなさい。)

  27日 定例会…みんなで顔を合わせて、和やかに、問題点やこれからのことなどを話して、元気をもらって帰途につきました。次回は8月1日、小平市役所6階職員事務所にて。

7月20日 三多摩協議会…三多摩各市との情報交換、交流の場です。今回は総会。にぎやかに今年一年を振り返りました。雇用保険、研修会、交通費、一時金、話し合い、なあんにも無しの小平市に同情の声が集まります。時給も最低です。みんなの力で、少しずつ変えていきましょうね。





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