樂の音その66

樂の音その66



内田先生とタバコ
08/2/26
 りっちゃん

突風の吹いた日曜日、はるばる王子までくさぶえのコンサートを聞きに行って来ました。ホームページにも書いてあったけれど、男声が増えた分、女声がもう一寸欲しいなぁという印象。第三ステージの「鳥の歌」が最高に良かった。声が伸びやかで、楽しげ。あの声が前半に出ればなぁと、惜しい気がしました。

内田先生とは、喫煙所で再会。お会いしたとたん「ここでまた会うと思っていました!!」と。前回は武蔵野公会堂だっけ。喫煙所が外で寒かったけれど、今回の北とぴあは、中にあったので大助かり。タバコ仲間とでも言うのでしょうか。2000年の秋から2001年の秋までしかいなかったのに、なんだか親しく感じるのは、練習の休憩時にやはり階段踊り場の寒い喫煙所で、毎回おしゃべりに興じていたし、飲み会の時には、帰りの電車が一緒だったということもあるのかなぁ。団員の方は入れ替わりもあり、年賀状を交換しているのも二人だけになってしまったので、関係が薄れてしまったが・・・今でも先生とは会えば「ためことば」でしゃべれる。練習中はおっかないのだけれど、普段は気さくな先生です。

「2年間の練習の成果といっても、入ってすぐの人もいるからなぁ」とおっしゃっていました。難しいよねぇ。声を揃えるって。前半、高音が一寸かすれていたけれど、下手に大きな声を出させたら、音下がるしねぇ。方向性はいいのだけれど、くさぶえはクラッシクは苦手のようで、第一ステージをパスした元団長は「オレの好みではない」だって。たぶん忙しくて練習不足だったのだろうと思うけれど・・・身近な感じの曲が得意のようだけれど、クラッシクもそうなんだけれどなぁ。身構えちゃうのかもしれないね。内田先生も発声には力を入れているのだけれど、指導上で決して無理強いなんてことをしない。「邪魔だ」なんてことも絶対に言わない。みんなの自主性を育てることに力を注いでいる、いい先生です。

くさぶえはたった一年ちょっとしかいなかったのにねぇ。私にとって、苦しい時期だったからこそ、くさぶえで歌わせてもらって、ずいぶん助かったんだよなぁと、演奏を聴きながら、ありがたく思った。「誰でも歌える、誰もが歌える」という合言葉どうり、一人一人を大事に、そしてみんなが真剣に練習して、運営も自主的ということが魅力の合唱団です。演奏後にお会いした若い人が、復帰したいけれど、仕事との両立が心配、とおっしゃっていました。大丈夫よ。くさぶえなら人間関係がいいから、行ける時に行けばなんとかなるって。みんなが真剣だからプレッシャーはかかるんだけれどね。でも、まずは続けることが大事。私も演奏を聞くと、「また行きたいなぁ」と心誘われてしまうのだけれど、体力がなんとも追いつかなくて・・・新宿が遠いです。





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