樂の音その57

樂の音その57



師匠にはめられた!
07/6/17
 りっちゃん

長唄、独学だと、構えとかが怪しいので、師匠につくことにしました。一つ合唱団に入った分の費用3500円で一ヶ月一回というわがままを聞いてもらえました。邦楽だと、1対1だから、丁寧に見てもらえる。

師匠の名は、田口拓さん。ネット検索で東音会が出て、本名で出ているところなら、そう派手ではないだろうと・・・練習会場が近いというのもあって、メールで問い合わせて、OKをもらえたので師匠に決定。芸大邦楽科の卒業生の会のようです。洋楽でも、食べていくのが大変そうなのに・・・邦楽だともっと大変そう。

で、2回目の練習日に、「自分のを持ってくるのは大変だから、ココの練習用の三味線を使っていいですよ」と言われ、喜んで手にしたまでは良かったのですが、棹を見たら、シールがない!! ゲッ!! シールを頼りに弾いていたのに・・・ ボロボロになりながら、師匠に合わせて弾いては見たけれど、「ウン、その音でいいんですよ」「筋が良いですねぇ」などとおだてられ、稽古が終わったら、すごく疲れた。

で、うちの三味線のも、仕方なくシールをはずした。しょっちゅう出てくる棹の上の方の音なら、ナントカカントカ大体のところはわかるけれど、下のほうの「勘所」は、難しい。でも、いつまでもシールを貼りっぱなしでは覚えないから、師匠にはめられてしまった、という気はするものの、うまい師匠だなぁとも実感。

シールを確認しながらだと、姿勢も悪くなるし、右手の動きも遅くなるから、これで良かったのだ。当分、変な音も出しながらになるけれど、それでも勘所が決まったときの音は、気持ちが良い。練習、練習です。

セブンスで歌う「ジュピター」も難しくて、そっちも頑張らねば・・・む、む、む・・・






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