樂の音その40

樂の音その40



発声は楽しく歌うコツの一つ
06/4/17
 りっちゃん

今日は久しぶりに井崎先生。イン西東京も久しぶり。所用と体調の悪さでおサボリが続きました。

で、のっけにまず、発声はラクに歌うためのものであって、苦しくなる発声練習はおかしいとの井崎先生の言葉に思わず「うん、うん、うん」。

コーラスは楽しむためにやっているのだもんね。「正しい発声をしなければならない」なんて言われ方をされるだけで、なんかうんざりしちゃうんだよね。私ってわがまま?、ですね。でも、わがままは大事。我がままに歌えなくっちゃ、表現はできないのだ。

で、バスの方を見やると、(うーん、表情が硬い。身体も硬そう。もっと柔らかくないと、でもっと楽しそうでないと)「お経みたいですよ」と井崎先生に言われちゃうぞ!!

先週、彩で教えた、姿勢と口たて、これもまだまだの人もちらほら。うーん、楽な発声のためには、通常の姿勢(おじさん、おばさんすわりとでも言うか、私もこの頃、なりがちなのだぁ。気をつけねば・・・)よりもそっくり返らないといけないのだ。うーむ、あの姿勢を直したくなる。しかし、この頃はおせっかいおばさんがやりづらくなって・・・生活激変してからかなぁ?

イン西東京は、今、割といい声になってきている。それぞれが自信を持って楽しく歌っているのか、声も割と良く出ている。ただし、その分、pの時もfで歌っている人も何人かいる。そういう人は元がいいのか、高い声もラクにだしている。が、どうもその声を聞くと、私自身が喉を締め付けてしまう。バスではないが、「支え、支え」とこちらも念仏を唱えている。単にきれいなだけでなく、伸びのある声になると、pもfも自在になれる。それを思うと、今ひとつ、越えるべき山に今当たっているのかなぁと・・・

逆に言うと、「迫力・音量が足りない」と先生方に注意を受けることがあったが、fだけで歌う人は、それ以上増やすのも下手なんだよねぇ。多分、今の山を越えたら、もっと自在に歌える合唱団になるのではないかという気もする。今日の井崎さんの柔らかくて大きくていろいろと動かす指揮では、何とか表現できたけれど、あれなしでも、歌えるようになれるのではないか。

帰りの電車の中でも「隣に注意はしたいけれど、嫌われても困るし」なんて話をしたんだけどねぇ。自分の声ってわからないけれど、人の声ってすぐわかるから、お互いに気軽に注意できる雰囲気だといいのだけれど、これがなかなか。

そんな意味でも、今回イン西東京にネットの輪ができたのは良かったなぁと思っている。高橋賢のログと、WAになって歌おう!!です。みんなに書き込んでもらって、輪が広がれば、もっと音楽も深くなるのではと期待しています。というか、交流も楽しめるといいね。

井崎さんの指導で、再確認したのは、リズムに乗ることもコツの一つ、それからやっぱり表情だなぁ。小平でも指揮者に「いろんな色に表現できた」と褒められてうれしかったけれど、宗教曲は、オペラ同様(以上かな?)ドラマなんだから、その歌詞や場面によって、自分の気持ちも変わる。それを表現したいよね。まっすぐな姿勢で、ラクチンにしていると、発声もいいし、感情も表現できる。gloriaなんて、もっともっと楽しく歌おうよ。ソプラノだけでなく、バスもアルトもね。只今セブンスの「小さな空」アルトパートの音取りに苦慮中。目標「お経にはしないぞ!!」






次はダイナミズム   メニューはこちら   りっちゃんちはこちら