樂の音その39

樂の音その39



声と表現
06/4/12
 りっちゃん

先週の土曜日、というサークルの内部講師をやりました。テーマは「声と表現」。

いやぁー、先生ってラクチンですねぇ。気がついたことを「ちょっと待った!!」「音の高さががとどいていないよ。口の形が違うからだよ」とこんな具合に、言ってればいいんですから・・・

精神的には元気になったはずが、体力が無いのか、今までの体の疲れがたまっているのか、予習ほとんどできなかったんですけれど・・・一通り、@こんにゃく体操の真似、A発声上の基本原則、「姿勢」(校長先生のようにふんぞり返る)「口の中はたて」(卵が縦に入っている感じ)「子音と母音は別」(母音で響かせる)を講義し、B腹式呼吸のお腹の動きをさわりっこし、歌う前にC朗読をして、D歌う。

曲は、「手を叩きましょう」(簡単だけど、感情表現ばっちりできるからね)、「春が来た」(私でも伴奏弾けるからと選んだんだけれど、それでもいっぱい怪しかった。電子ピアノも結構重いねぇ)「けんちゃんの気持ち」(優しい気持ちで歌う。優しさが表現できるように気をつけて歌うために選びました)

成果は、まず、自称オンチさんが、オンチではないことが証明されました。口の開け方の問題でしたねぇ。いつも横にあけておしゃべりしているから、癖になっていて、「口が疲れる」「もつれちゃう」とか、なんか大変そうでした。だから、いつも歌う時には、(姿勢は?口の中縦になっているかな?横隔膜が上がってきてないかな?音下がってないかな?あの指揮者の顔つきはは何なんだ?なんかミスしたかなぁ?おやおや、あそこの客は寝てるぞ…etc…)などと、いろんなことに気を使いながら、にこやかに歌っているんだよと苦労話も披露。

生徒は2名+0.1名(遅刻者)。もう一人は、お腹の支えの問題か、声に力がはいってないというのかな。声を充分出させてから歌いだすと、それは立派な美しい声でありました。朗読も遠くの人へ聞こえるようにと注文すると、程よい声になりました。

歌というものは、自分の気持ちの表現である、という持論に基づいてのテーマでしたが、うん、時間切れで歌をたっぷり歌うまではいかなかったけど、そこそこかな。これなら、ちょっとした“歌える役者”になれる可能性大。まぁ、もともと彩のメンバーは自分力のある人だから・・・この先の活動が多彩になりそうです。

受講者側の感想は、みいみログログを見てね。






次は発声は楽しく歌うコツの一つ   メニューはこちら   りっちゃんちはこちら