樂の音その33

樂の音その33



ハーモニーと自己主張
06/1/15
 りっちゃん

イン西東京は指導者が多い。入れ替わり立ち代りとなるので、山本義人先生はたまにしかこられない。だから、毎回遺言を残されていく。

前回の練習では、ハーモニーのためにも自己主張をすべきだというお話でした。主旋律と副、飾りとそれぞれの役割はあるけれど、それぞれのパートが自分の役割を心得て、自己主張しないとハーモニーにはならないよって。

某合唱団の友達も個人レッスンをはじめたとかで、自分の声を出しすぎるのはコーラスにとってどんなものだろうか?という質問があったのだけれど、隣の人の声と合わせるのも大事だけれど、人に寄りかかりすぎたり、引っ込んでしまっては、これまたハーモニーにはならないんだよねぇ。

でも、大きな声を出しすぎても乱暴になってしまったりする。gloriaがなんだか怖かったんだ。楽しい感じにするのは難しいものだねぇ。顔が怖いと怖い声になるんじゃないかなぁ。帰りにそんな話をしたら,みんなキャッキャッて笑うんだ。「ほら、その顔をして歌えばいいのに!!」って言ったらますますいい顔になった。前奏の雰囲気に合わせてブレスをするんですよ、というのは山内先生に教わったけ。準備と顔、これ結構みんな忘れやすいんだよね。覚えておいてね。

今日の練習ではね、特にソプラノ。ぶつけるのではなく引っ張るんだって。で、気持ち良く歌うこと。そうなんだよねぇ。実生活の苦しさなんか見せちゃぁいけません。ボーナスがないのも愚痴っちゃぁいけませんよ、山本先生。音楽の道はプロにとっては、すごーく大変なのはみんな承知だものね。何とかしてあげたいけど、りっちゃんも貧乏しているから…余裕のある人はなるべくチケットを買って生の音楽を聴いてくださいねぇ。

で、友達にも言ったけど、合唱では、みんなで楽しもう精神が一番の基本。イン西東京では、井崎正浩指揮者も「声を身体から離して」「開放して」と言ってくれるし、何よりも、多分まわりの団員の声がそうなってきているから、私も楽に歌えるんだ。高音も。

ただし、元の体力の衰えが私の課題だなぁ。動きすぎると病気が悪化するし、ほどほどのところで少しは動かないと…って、今日も最悪の体調なのに歌ってきたら、元気が出てきた。合唱は私の元気の素です。






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