樂の音その26

樂の音その26



ヴァイオリンの音色
05/11/6
 りっちゃん

今日は、奈美さんのヴァイオリン10周年の演奏会に行ってきました。奈美さんと合唱を通じて友だちになって、ちょうど10年ぐらいかなぁ。

合唱もピアノもできる、器用な人がうらやましい。スタイルがいいからドレスも似合うし・・・性格もさっぱりして前向き。そんな彼女が習い始めて10年。10年の節目で、音色が変わりました。8月のセンブンスでは、感じなかったのに・・・本人は、セブンスよりも一人が主役の今日のほうが緊張するからと言っていましたが、10年間という時と、自ら演奏会という壁を作ってそれに挑戦するという心意気と、壁を乗り越えるための練習が実を結んだのでしょう。

ただし、師匠 五十嵐綾子さんのとの2重奏では、やはり違いが・・・奈美さんが「よく弾いている」のに対し、先生のは「歌っている」んだよね。表情豊かになるにはまだまだかな。五十嵐さんが演奏会後「私は30年ですから・・・」とおっしゃっていました。それでも、その後の演奏は、表情が出てきていましたから、本番で師匠とあわせるというのは、最高の練習かもしれませんね。聞いてもらって注意を受けるとか、お手本を聞かせてもらうより、ずーっと効率がいいかもしれません。いいなぁ。私も上手な人と2重唱ができたらなぁ。うーん、奈美さんみたいにチャンスを作ればいいのかな。

フォーレの「夢のあとに」が聞けてよかった。タイスの瞑想曲にもうっとり。

「あきらめないで」「もう歳だからと言わずに」「夢を追いかけて」「新しいことをはじめてください」との挨拶もよかったわぁ。

この10年間、長いようで短いようで、それを着実にモノにした奈美さんに感服。私と言えば、住まいも職も合唱団もウロウロしていただけなんじゃなかろうか。いやいや、この苦労の中、よく生き抜いてきたよ。奈美さんも偉いけど自分も「偉い!!」と誉めることにした。これからだって、音楽の道、精進を重ねようっと。元気に生きていくためにも、楽しみながらね。






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