樂の音その17

樂の音その17



小平市民合唱祭
05/5/24
 りっちゃん

友達からの情報で、聞きに行って来ました。といっても前々日の「着信履歴184さん」であれこれ考え疲れて、出足はえらく遅く、後ろ三団体だけでしたが…

“虹色のハーモニー、百花繚乱”というテーマどおり、ママさんコーラスの衣装はあでやかでした。声のほうも「ビブラート」「篭る声」と気になる点もありましたが、それぞれ楽しく拝聴させていただきました。大ホールだから表情まではわからないけれど、姿勢が堅そうだったよ。出演者の皆さんは楽しまれたのかしら?

小平の合唱連盟の会長がいつも冒頭メッセージで面白いことを書いているのだけれど、今年は「あご関節を柔軟にしよう!!」。私も一時的に習ったことのある先生なのですが、それはジョークがお好きでちょっと下ネタに走ることもある面白い先生ですよ。「声を宇宙まで飛ばせ!!」と言われたこともあります。壮大なロマンティストでもあります。いつもはそれぞれ自分の先生に教わっている団体の方も、聴く側も、ちょっとためになる話。「舌はまるで“よだれをたらす位に”力が抜けていなくてはなりません」。そうなのよね。先週の演奏会前にもベロダシ体操をやりましたわ。奥に引っ込んでちぢこみがちになるんですよねぇ。「人は神様に与えられたこの身体を自己の可能性を信じて訓練すべきなのです。合唱などでは、一人一人の進化が団体の中で相乗効果を生み、音楽はより高度になって行くことでしょう」。なかなか毎年はいけないけれど、この文章も楽しみの一つなんですよ。今年は大真面目?でも、それもあの先生らしい。

もう一つのお楽しみの歌唱指導は今年は休憩時間に終わってしまっていた。残念。これがまた大笑いできて、面白かったんだけど・・・

ここの主催者は小平市合唱連盟、ひいらぎで参加する豊島区のコーラス大会は実行委員会と豊島区。福生では音連だった。音楽連盟ではなく音楽愛好者連絡会。私はこの名前がやっぱり一番好きだな。コーラスだけでなく吹奏楽、リコーダー、タンゴ等。合同演奏とかの工夫もあった。聞くほうとしては、飽きずに聴けるので一日の娯楽として十分楽しめた。日頃、場所取り等でも顔を合わせたりするから、団体が違っても親しみがあり、また、それぞれの特長も例年参加しているとわかるので、お互いの演奏を聴くのが楽しみでもあった。

豊島区も小平市も団体数が多いのもあって、ずーっと聴いていると飽きてくる時もある。今回小平市ではバレエのアトラクションもあったが、工夫するのはいいことだと思う。準備が必要で最初になったのかな?できれば第2部でやると気分転換になれるのにと思った。どっちにしろ間に合わなかっただろうけど・・・

豊島区では最後に紹介があるので、途中で帰るということができない仕組みになっていたけれど、去年はなかったような・・・それでも、雰囲気はあったかい。それに少人数のとか、アカペラ、自作、児童合唱、若い人の参加も多く、バラエティにも富んでいる。いつだか、ママさんコーラス大会だったかな、聴きに行った時に、あまりにも客が少なくてびっくりしたことがあった。写真撮影だか反省会だかやることが多すぎてろくに聴けないのか、自分さえ歌えばいいと帰ってしまったのか。そういうのってなんだか淋しいよねぇ。

今回でも、曲間に席についた隣のグループの「ビブラート」云々というおしゃべりと、プログラムのガサガサ音でだいぶしらけてしまった。音も問題だけど、それよりも、祭りなんだからさぁ、自分から楽しむという気配がないのが私には嫌なんだよね。批評家になるなよ!!聴いて楽しめよ!!と私は言いたい。






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