10年その2版井戸端会議風伝言板

今年後半はことに忙しかった。例年の九曜混成にも参加したが、秋は祭が多く、土日の2日間参加で、体力の限界を感じた。出演を予定していた「友だちのわ」コンサートも、上鈴木338の総会を重なり断念した。身体は一つしかないのに、やりたいこと、やらねばならないことが多くて・・・伝言板の更新と庭仕事をだいぶサボってしまったが、病人でもあるので、先ずは自分の体調を第一にしなければならない。ひいらぎ合唱団は当分休会としたが、「ハングルで歌う会」は主催者として、また「金曜コンサート」も歌の原点として続けたい。政治家の腹が据わっていないから、普天間も高校無償化も格差社会も解決はしていない。都道338もこれからますます忙しくなるだろう。若い人たちに何とかくっついていきたい。今は転換期。今までのように右肩上がりの経済発展を夢見るのではなく、地に足をつけて、先のことを考えようよ。日本(世界かな?)全体が発想を変えて欲しい。韓国併合100年写真展での、オモニのお話が心に残る。「1日に3度しかご飯は食べられないのだから・・・」。3度のご飯を食べることに苦労した戦中戦後の生活を思えば・・・腹の豊かさを心の豊かさに変えたいね。そしてチェブラーシカ。「よいことをしていれば友だちができる」。私のできることは微々たるものだけれど、これからも一歩一歩、続けていきたい。

No.20

『チェブラーシカ』

 りっちゃん
10/12/22

府中のTOHOシネマに映画を見に行ってきました。『くまの学校』と『チェブラーシカ』。子ども向きのアニメなのだが、友だちからチケットを頂いたのだ。すごく良かった。印象深かったのが、チェブラーシカと友だちになる前のワニのゲーナが1人でチェスをしている場面。もともとロシアの作品だったのを、日本・韓国・ロシアのアニメーターが再生したのだそうですが、きっと、この3国にも、こんな人たちがいっぱいいるんだろうなぁと・・・だからこそ、こんなしみじみとした温かみに満ちた作品が作られたのだろうなぁと・・・

冬休みの前なので、私は一番真ん中のいい席に座っていました。予告編から始まります。ピカチュウとドラえもん、クレヨンしんちゃん。どれも動きが早くてド派手な画面。目が疲れました。もっと後ろにすればよかったと・・・『くまの学校』が始まって、ほっとしました。きれいで落ち着いた絵、内容もほのぼので、気持が和みました。今時の日本のアニメって、どうしてこうなんでしょう。(宮崎駿のは別として)。『花の子ルンルン』とか『キャンディキャンディ』が懐かしい。ドラえもんだって、ノビタだって、ちょっとずっこけで、もっとのんびりしていたのに・・・いつの間にやら“正義の味方”になっちゃって・・・ブッシュの影響かしら?やめて欲しいなぁ。戦うのは・・・

『チェブラーシカ』には戦争も敵も出てきません。競争もない。みんな良い人?たちばかり。ちょっと意地悪なおばあさんシャバクリャクは登場しますが、それだって、きっと1人暮らしなんだろうなぁ。「いいことをすればきっと友達ができるよ」というだけの内容です。それだけ。だからこそ心に残るのです。もちろん説教臭くなんかありません。

『チェブラーシカ』がとても愛らしいのです。お人形を撮影しているだけなんだと思うのですけれど、表情といい、声といい、とてもステキなんです。特に目の表情が・・・単純なんですよ、動きそのものは。だからこそこちら側が想像を働かせることができるのかなぁ。まぶたが動くだけなんだけれど、ちょっと悲しげだったり、「どうしたらいいんだろう?」とか、その場面場面で自在に受け止められる。

道路の問題をやっているせいか、【狭い日本そんなに急いでどこへ行く】の標語が頭にちらついているのだけれど、映画もそうでした。ゆったり、のんびりのこのテンポがいいわぁ。内容や表現も変に込み入っていないのがいいわぁ。ぜひお子様を連れてお出かけください。大人が見ても楽しいよ。





No.19

韓国併合100年写真展

 りっちゃん
10/11/27

ちらし

タリの会が主催する写真展です。
  暮れの押し迫った日程で申し訳ないけれど、今年中に開かないと、100年ではなくなるもので・・・

ともだちになろう! 歴史を知ろう!
  古代文化の伝来と韓国併合100年 写真展

日本が大韓帝国を併合してから100年目の年が暮れようとしています。地域でともに暮らす隣人、とりわけ日本人と朝鮮人が友だちとしして仲良く暮らせる新しい年を迎えるために、日本と朝鮮の歴史をふりかえってみませんか。

日時:12月24日(金)〜26日(土)
  10:00〜18:00(26日は4時まで)
  会場: 小平中央公民館ギャラリー

  入場: 無料
  主催: タリの会

パネル展
 鳥居・しめ縄はどこから来たか
(協力・高麗博物館)

写真展 韓国併合100年
(協力・「韓国併合」100年市民ネットワーク)

「私の人生」を聞く会
  @25日 15:00〜16:00 (在日朝鮮人一世オモニ)
  A26日 13:30〜14:30 (在日朝鮮人二世オモニ)
 時間変更の場合はご容赦ください

オモニたちのお話がお勧めです。聞き逃したらもったいないよぅ。





No.18

新宿ど真ん中デモY

 りっちゃん
10/11/22

パートYがあれば行くからね、とお約束しておいた新宿ど真ん中デモ。12月5日(日)に決まったそうだ。コーラスの納会をオサボリして行かなくては・・・今年はやることが多すぎて、日程がダブルことが多く、どちらを選ぶか、悩むことも多い。身体は一つ、しかも時々忘れちゃうけれど、私は病人でもある。行けない時はごめんね、なのだ。


沖縄への基地押しつけはおしまい! 新宿ど真ん中デモ
  〜「中国が攻めてくる」なんてありえないよ〜

12月5日(日)13時:トーク&アピール 14時:デモ出発 ともに新宿東口アルタ前広場にて
  ※デモをお手伝いしてくれる方を募集します、12時半にアルタ前に集合して下さい。

トーク:『中国が攻めてくる?沖縄は「防衛の最前線」?デマ言ってんじゃないよぉ〜!』解説/11月28日沖縄県知事選挙の現地レポート/コール練習&デモ道具について…その他企画中★
 新宿繁華街を縦断!のデモコース:アルタ前〜紀伊国屋書店前〜明治通り〜アルタ前〜西口大ガード下〜西口商店街〜西口大ガード下〜靖国通り〜アルタ前


詳しくは新宿ど真ん中デモのサイトを見てね。いろんなコメントが載っている。反対意見もあるみたいだけれど、それにちゃんと対応している実行委員の人に好感が持てる。私は正直な所、そういう面倒な質問にお答えするだけのエネルギーがもうないや。中国が「正義」の国とも思わないけれど、じゃぁ日本はどうなの?って思う。そもそも「国家」ってものが怪しい存在とも思う。今日の東京新聞に「日本に海兵隊不要」との記事。元官房副長官補が、「現役の時は与えられた課題をこなすだけで精一杯だった。退職し自由な発想をもてるようになった」って。やっぱり変だよねぇ。その人がでなく、そうさせた「国家」?「行政」?「仕事」?とやらが・・・郷ひろみが「50代らしく」ではなく「自分らしく」生きたいって。私も「自分らしさ」のひとつとしてデモに参加したいのだよ。沖縄を忘れてはいないよ、私は「平和」を希求したいのだよ、と言いたいからだと思う。小理屈を振りかざすよりも、自分にとって楽しいことをしていきたいな。みなさまもどうぞご参加ください。


5日も楽しい1日でした。1時までは、チマ友や派遣村のメンバーと、外語大で、警備(日向ぼっこ)をしてきました。国際女性法廷から10年のシンポジウムに排外主義の方たちが来るかもと、お巡りさん達もバス2台で着ていた。ご苦労様だねぇ。で、日本能力検定試験も同時開催で、大勢アジア系の人たちがぞろぞろ。そちらの道案内もついでにしたけれど、この風景を排外主義の人たちが見たらどう思うのかなぁと・・・現実の方がどんどん進んでいるっていう感じ。多分元慰安婦の可愛らしいおばあちゃんと証言者のおじいちゃんとの打ち合わせで中国語が飛び交い、そのこちら側のぞろぞろ歩く人たちもまた中国語が多かったような。日本人のほとんどもそうなんだろうけれど、彼らも慰安婦問題よりも生活の糧の方に必死のようで、わき目も振らず歩いていた。なんだか不思議な光景でした。

デモの出発時間ぎりぎりに参加。チラシ配りをやることにした。デモの音楽隊がド派手で、「お騒がせをしております」「お待たせしてすみません」などと声をかけながら配った。二人の人から「沖縄の人ですか?」と聞かれちゃった。「普天間に基地はいらない」だからもあるけれど、眉が濃いのもあるのかなぁ。「反対したら守れないでしょう?アメリカに守ってもらわなくては」というおじさんもいた。「アメリカ軍は自国を守る(経済優先で、世界制覇を狙っているといった方が良かったかな)ので、日本なんか守るわけないでしょう?」と答えたら、「自前で核兵器を持つしかない」だって。ラッセル卿に笑われると思うけれど・・・まだ、と言うか、今そんなふうに思う人が多いのかねぇ。核兵器は地球も、自国も滅ぼす元凶なのに・・・とっても偉そうにご意見を聞かせてくれたけれど、でも中身はマスコミの受け売り。街宣車で演説していた右翼団体も「馬鹿」とか「共産主義者」とか、デモ隊に怒鳴っていたけれど、もうちょっと冷静に勉強してよねと思う。わたしだけでなくほとんどの人は「共産党や共産主義」とは無関係だと思うよ。平和団体=共産主義って決め付けないで欲しいなぁ。今の日本では「ちょっと変わった人」、自分なりに考え行動できる人たちが集まっているっていう感じかな。帰り際に「人生の経験者に参加してもらえると心強い」と若い人に言われた。私は、「若い人がいるから嬉しい」と応えた。「人数少ないですけど」。参加したのは160人とか。午前中の影響か、チラシを受け取らない人に日本語が読めない・通じない人も多いように感じた。場所柄の割には受け取ってくれた人が多かった。にぎやかなデモに興味を持ってくれた人が多かったのかも。





No.17

人間優先の道路を!

 りっちゃん
10/11/6

市民の手による街づくりシンポジウム Part3「私達の健康と道路」
  車優先でなく、人間優先の道路を!

都市計画道路が計画通りに造られると、将来国分寺市は40万台もの車が行き交う街になり、道路による健康被害は深刻となります。「緑豊かな歴史の街国分寺」。静かな「農と住の街」国分寺市にあこがれ、転居して来た方々も多いと思います。市の真ん中に4車線もの道路が造られようとし、国分寺市の環境は悪化の方向へと進んでいます。 わが街 ♪「終の棲家」、そして「子ども達の故郷」国分寺の街づくりを、ご一緒に話し合いませんか。

日時 12月12日(日)13時30分〜16時30分
  場所 本多公民館 大ホール

  内容 (資料代300円)
  @ビデオ「みんなで勝ち取った勝利和解」 東京大気汚染公害裁判
  A「今のままでいいのか国分寺の道路」 国土交通省の方針は  標 博重氏(首都圏道路問題連絡会代表幹事)
  B「道路の健康被害」 ストレスと内臓疾患 荒井成彦氏(訴訟団員)
  C「判決間近!」 328号線裁判の現状 吉田健一弁護士(訴訟団弁護士)
  D皆さんから・・・騒音・振動・大気汚染の被害・道路状況・街づくりなど

<シンポジウム実行委員会> 三多摩健康友の会国分寺支部・年金者組合国分寺支部・36m道路を考える会・国分寺革新懇・国分寺3.2.8号線訴訟団


都道小平338号線とおんなじ道路なんだよ。国分寺の方は買収が始まっている。裁判の判決はこれから。都道に対して事業認可をした国を訴えているんだ。認可が無効となったら、なが〜い公園を作ったらいいよ。緑いっぱいの。で、はじっこに自転車専用レーン。お散歩専用のクネクネ道と、今流行のマラソンランナー専用の道もいいねぇ。


標さんの話はなかなか説得力があった。最初に「国分寺障害者福祉を考える会」が1996年に車椅子で歩いて調べた調査結果の表を提示。×が多い。国分寺の道路延長は三多摩一なんだって。そういやぁ、アルバイトで国分寺市内を自転車で走り回った時にも、やたらと道があったっけ。坂が多くて狭くて・・・つまり道路が足りないのではなく、安全な道が足りないんだって。この道路が完成する頃には交通量はだいぶ減る。小平の説明会でも、聞いた人がみんな首をかしげた4万台という数値は、「都市計画道路の骨格道路として線引きしたので交通需要とは関係なく四車線に見合う4万台を配分しました」と。そうなんだ、そうとしか思えないよ。ドライバーをやっていた人も「渋滞は減ってきている」と言っていたもの。

提案もいいなぁ。@新設の都市計画道路は不要だから原則計画は廃止する。A危険で交通の円滑を妨げている既存の道路を市民全体や関係住民、そして東京都や国分寺市の行政とで検討協議会を設置して検討してはどうでしょう。(予算540億円の一割くらいしかかからないって)

理念として@車依存からの転換ー公共交通へ。車を減らすためにも新設道路づくりはやめよう。その金を活用して、安全で便利な公共交通を整備しましょう。(車に便利な道路を作れば、車が増える。良い未来を子孫に残すには、この逆をいけばいいのだよ)
  Aもう一つ、大事なことは地球温暖化防止のためには、国内の総排出量の20%を占める自動車からの排出ガスを減らさねばなりません。(だからエコカー?でも、原子力発電の危険性、火力も温暖化につながることを考えれば電力を使うのも???だよねぇ)そのためには車の総量を減らさなければなりません。車を増やす道路づくりはやめなければなりません。公共交通確保のための道路の改良は推進しましょう。
  B人が交わり、賑わい、商店が復活するような道路にできないでしょうか。(服部先生の受け売りかな?人が安全に通れる楽しい道なら、老人もひきこもらずにお出かけできるし、お店も買い物客でにぎわうんだ。医療費も減るし、経済効果抜群。税金も増収といいこと尽くめ)328号線をやめて、用地買収した土地はいろいろと活用できます。グリーンベルト、老人・育児施設用地。子どもたちのプレイパーク・・・(少子対策もばっちりですね。プレイパークはどんぐりの雑木林からの発想かな?そうだよ、土地が無いから、予算がないからって、保育園を作らないのに、道路には予算がつくって変だもの。裁判勝訴したら、こんなにもいろいろできるんだ、わくわくしちゃうねぇ)

「都はなぜ道路を建設するのか?」の質問には、自分にもわからない、逃げているようだと。決まっていることを作るのが仕事だと思っているらしいと。東京以外で、50本以上、計画から外しているんだって。「頭がどうかしているのでは?」。出ました、標節。同感です。都の職員さんもいい人たちみたいだけれど、頭が硬いって印象です。服部先生の本にも書いてあったけれど、「道路をつくることはいいことだ」とまったくの勘違いをしていて、しかもそこから一歩もはずれようとしない。思考停止状態っていうのかな。もっと柔軟に、もっと未来のことを考えて欲しいねぇ。弁護士の吉田先生から圏央道で秋川渓谷に橋を造るのに談合があったって。ダムでも地質調査の段階から食い物にしている企業があるってさ。それも関係しているのかなぁ。否定はできないなぁ。石原都知事はどうして道路を作りたいんだろう?みどりを壊してまで。未来がお嫌い?それともお金がお好き?





No.16

ともだち展

 りっちゃん
10/11/6

ちらし第10回 南北コりアと日本のともだち展
  十年後のわたし 未来のせかい
  とき  12月2日〜5日 平日 12:30〜17:30 土日 10:00〜17:30
  ところ こどもの城 1階ギャラリー(東京 青山) 入場無料

〜行こうよ!カジャ、カジャ!おまつりひろば〜

「21世紀を平和の世紀にしたい」との願いから2001年に始まった「ともだち展」はこの激動の10年間、日本と朝鮮、韓国、在日コリアンの子どもたちの出会いと交流の場を作り続けてきました。日本−韓国、日本−朝鮮を実際に行き来した子どもたちはのべ160人、東京、ソウル、ピョンヤンで交流ワークショップに参加した子どもたちは1,000人以上、絵の出展数は3,000枚、日本国内80ヶ所以上で展示され、子どもたちの絵を目にした人の数は数え切れません。現在、この地域の情勢は非常に不安定で、緊張した状態となっていますが「ともだち展」を応援してくれる人たちは、各地域で確実に増えています。今後、このつながりこそが地域の平和を実現する大きな力になると私たちは考えます。
  10年目となる今年は、東京、ソウル、ピョンヤンにおいて「行こうよ!カジャ、カジャ!おまつりひろば」のタイトルで、共同制作ワークショップを行ないます。絵本作奉の浜田桂子さんのご協力により、子どもたちが力を合わせて大きなひとつの作品を作り上げます。出来上がった作品は12月の東京展で、全国からの公募作品とともに展示いたします。また、10周年を記念して、同時開催イベントとして、呼びがけ人の皆さんの「リレートーク」、これまでの絵画展参加者たちの「卒業生大集合(仮称)」など楽しい催しも企画しています。
  北東アジアに住む子どもたちの出会いの場を作ることは、未来に平和の花を咲かせるための土台づくりと私たちは考えています。韓国併合100年となる今年、歴史を真撃に受け止め、この地域に暮らす子どもたちにより良い未来を作っていくために、できる限りの努力をしていく所存です。「未来のともだちづくり」にひとりでも多くの子どもたちが参加できるよう、本年も皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

おまつりひろば
  12月4日(土)14:00開場 14:30開演
  東京ウィメンズプラザ 2F 第一会議室
  定員 80名(先着順) 入場料1000円

プログラム
  14:30−15:00 講演 「北東アジアの10年、ともだち展の10年」  山本俊正(前実行委員、関西学院大学)
  15:00−16:00 おはなしと映像 「おまつりひろばができるまで」 浜田桂子(絵本作家)、金聖蘭(東京朝鮮学校教員)、筒井由紀子(ともだち展事務局長)
  16:00−16:30 リレートーク「わたしの好きなともだち展」ほか

賛同金の振込先  口座名「南北コリアと日本のともだち展」  口座番号00100-4-540884





No.15

府中フリマ

 りっちゃん
10/11/6

第12回 朝鮮文化とふれあうつどい
  フリーマーケットin 府中公園
 (京王府中駅北口徒歩8分)

♪朝鮮音楽・舞踏のステージ、朝鮮学校紹介の展示、テコンドー演武、チマ・チョゴリの試着と写真撮影、韓流グッズ販売、お楽しみ抽選会もあるよ。

2010年11月28日(日) AM10:30〜PM3:00

開催主旨:在日朝鮮・韓国の人びとへの差別と迫害を許さず、人間としての良心を失わないために・・・
  ということで、今年も私はお手伝いに行きます。府中公園か中文のどっちになるのかなぁ?同時開催なのだ。

「在日一世と家族の肖像 写真展」
  府中市中央文化センター第2講堂にて、11月28日(日) AM11:00〜PM5:00

  〜過去から未来へ、絶望から希望へ、若者に伝えたい、在日一世の生き様を〜
  うん、これは日本の若者にこそ見てもらいたいなぁ。





No.14

この緑守るのだ〜れ?

 りっちゃん
10/10/23

同期会と小平市民祭が終わってホッ。その疲れもやっととれたところ。チラシは徐々に配っておりましたが、都道小平338号線計画を考える会が主催する、展示会&講演会のお知らせです。


私たちに市民にとって大切な小平中央公園の雑木林や玉川上水で、人やいきものたちはいきいきとしているようです。どんなふうに過ごしているのでしょうか? いろいろな方・団体の協力を得て、身近な自然をみんなと一緒に見て、知り、感じられるような場を準備しています。どうぞお越し下さい。

【展示会】2010年11月2日(火)   13:00〜17:00
               3日(水・祝)  9:30〜17:00
               4日(木)    9:30〜16:00
       会場:小平市中央公民館ギャラリー

        参加団体:アトリエ・パンセ、岸國男、小平プレーパーク準備委員会、庄司徳治(玉川上水を守る会)、玉川上水ウォッチングクラブ、玉川上水ライフらいんproject東京公害患者と家族の会どんぐりの会、花のアトリエ、上鈴木西地区3・3・8道路を考える会

【講演会】「人間(ひと)が主人公のみちとまち」
        講師:服部 圭郎さん
            11月4日(木)  10:00〜12:00
       会場:小平市中央公民館ホール

        共催:どんぐりの会


「雑木林に遊ぶ」「玉川上水雑木林の自然」「玉川上水の今昔」「道路ができるとどうなるの?!」などのコーナーごとの展示です。只今準備中です。会議で、庄司さんの玉川上水の橋や、枯れていた頃の玉川上水の写真を見せていただきました。懐かしいと同時に、圧巻です。たくさんの人が玉川上水を守ってきた歴史を感じました。今ここで簡単にそれを手放してはならない、と痛感しました。





No.13

新宿ど真ん中デモX

 りっちゃん
10/10/6

高校無償化問題の集会で頂いていたのだけれど、予定が入っていて参加できない。身体は一つしかないから・・・ごめん。でも、このデモもお勧めです。なんたって若い人たちが多い。日本の行く末が楽しみになります。お近くの方、お時間のある方、ご参加ください。


普天間米軍基地の辺野古移設をうたった
  「日米共同声明」から4ヶ月。
  沖縄のだれも合意していない移設案が、進展するはずもない。
  ところが政府は「声明」のなかの「共同使用」の文言につけこんで、
  辺野古や宮古島、石垣島、与那国島への自衛隊配備を狙っている。
  自衛隊は「日本の防衛」のために米軍と共同訓練をするのか?
  でも米軍が沖縄でやっているのは、ジャングルでの戦闘訓練だ。
  イラクやアフガンのような場所での戦争が目的で、「防衛」なんて関係ない。
  私たちが安全なテレビやパソコンの前で、
  「隣国の脅威」をあおられる一方で、
  琉球諸島の人びとは、
  基地化によって日常が危険に変えられようとしている。
  時代錯誤の軍拡競争を、まず自分たちからやめようとしなければ、
  沖縄差別も「東アジアの緊張」もなくならないだろう。
  戦争を作り出すだけの「日米安保」はいらない!
  「米軍だけじゃない、自衛隊も沖縄を踏みにじるな!」
  声をあげなきゃ始まらない。私たちには現実を変える力がある。
  友達を誘い、道具を持ち寄り、音楽を鳴らして、
  「共同声明」反対の声で新宿を埋めつくそう。

米軍だけじゃない、自衛隊も沖縄を踏みにじるな!新宿ど真ん中デモ
  10月10日(日)13時半:街頭宣伝 15時:デモ出発 ともに新宿東口アルタ前広場にて

  主催:沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会

帰ってこない信頼や時間をすべてあきらめて「しょうがない」と大人にならなきゃいけないのは、いつもこっちのほう。
  そっと近づいて闇討ちするわけにいかないし、ばったり出くわして突き落とすわけにもいかない。
  忘れられないことを「忘れちゃいなよ」なんて励まされながら、全部を押し殺して、また「しょうがない」って片づけるしかない。
  心ない言葉に傷つくのは、心ない言葉を言わないほうで、だまされるのはいつだって信じたほう。
  神様、一体どうなってんだ?
  私は聖者じゃない。せこい考えだって、ひどい願いだってある。
  でも、いつまでたっても天罰なんか下るその時は来ないし、ざまあ見ろってなラストシーンだって訪れはしない。
  また「しょうがない」って呑み込んで、怒りの矛先を自分に向けるしかないんだ。
  「私が馬鹿(ばか)だった」ってね。
  ねねね。でもさ神様。
  私の島にこれ以上の「しょうがない」を言わせるのは、もうやめにしてくんねーか?
  得意の「ナンクルナイサー」で、笑い話にすんなよ。
  冗談じゃねー。
  私は歌うたいだから、歌をうたう。「夢は叶(かな)う」なんて見えすいた綺麗事を唱えるほど夢見る乙女じゃない。
  「叶わない夢がある」って、この島で学んだからね。神頼みはしない。
  あんたのことだって、もう信じちゃいないよ。
  時が解決すると想ったら大間違いだ。
  なんくるならんことも全部、私は歌うからね。大きな声で。
  どこに逃げたって聞こえるように。
  耳を塞(ふさ)げないくらい綺麗(きれい)な声でさ。
    沖縄タイムス[こっこタイム](7)お耳汚し


これ、そのまんま、歌詞みたい。わたしも「なんくるならんこと」の歌をうたいたいなぁ。宇宙に届くくらい響く声で。ウーン、現実には「しょうがない」であきらめていることも一杯ある。だからこそ歌には夢を込めて・・・綺麗事かも知れないね。でも、あきらめたくない。自分があきらめたら、より傷つく人が増えるし、未来も違ってくる。「おかしいことはおかしい」と言い続けたいし、自分にできることは少しずつでもやっていきたい。パート6が他の予定とかち合わないことを願ってます。





No.12

月夜の幻燈会

 りっちゃん
10/10/1

どんぐりの会主催の第3回幻燈会のお知らせです。わたしからもお勧めの行事です。

 第3回の月夜の幻燈会は、これからの季節にぴったりの『どんぐりと山猫』です。日が暮れた林に集まって、ご近所さんの顔を見つけたり、ゆっくり夜空を見上げたり、小さなお祭りのような夜のはじまりを思うとワクワクします。幻燈と林とが一体となる夜。どうぞ林におでかけください。
  地域のみなさんに力をお借りし、多様な人のつながりで幻燈会を開けることが喜びです。今後も、市民に愛されるこの林で、身近に親しまれる幻燈会を続けていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

とき 10月10日(日) 午後6時30分〜7時10分
  ところ 小平市立中央公園 雑木林
  入場無料(投げ銭歓迎)
  『どんぐりと山猫』

作 : 宮沢賢治
  画 : 小林敏也
  朗読: 鍵本景子
  笛 : 植松葉子
  パーカッション:入野智江
  どんぐり: どんぐりんズ

幻燈会に必要な電気は、自転車発電機で発電します。小平プレーパーク準備委員会が林で開くプレーパークで、午前11時から午後5時まで自転車発電を行います。自転車をこいで下さる方、自転車発電に関心がある方、林にお集まりください。

今回の幻燈会は、小平市市民活動支援公募事業補助事業に選定されました。ただし、事業費の半額の助成なので、これまでどおり幻燈会の運営を支えて下さる賛同人を募集します(賛同金:一口500円)。よろしくお願いします。

10日が雨天の場合は11日(月・祝)に延期。11日が雨天の場合は同日午後7時30分〜8時10分に小川公民館ホールにて開催予定(この場合のみ先着70名)。

●ブルーシートと椅子席を準備します。それ以外は立ち見となりますが、ご了承ください。各自でシートや椅子をご持参くださっても結構です。
  ●防寒や虫の対策をお願いします。
  ●帰り道は真っ暗です。灯りをお持ち下さい。
  ●お車でのご来場はご遠慮ください。
  ●ゴミは各自でお持ち帰りください。

主催:どんぐりの会





No.11

道路整備事業の大罪

 りっちゃん
10/9/18

猛暑は病人にはきつかった。それでも約束したこと、動かねばならないことは最低限、こなしては来た。その分、庭仕事とこの更新をサボってしまった。10-1版で書くことを宣言しておきながら、いつの間にやら9月も中旬過ぎ。都道338号線についての動きがいろいろあったのに、報告もできなくて・・・服部圭郎氏の講演会が6月26日。7月には都からの回答、8月には市からの回答。そして、今度は暑い時期の暑い時間帯に市主催の「地域懇談会」。私たちも市民アセスとしてNO2測定と交通量調査を行った。それらも織り交ぜながら、本の紹介です。

「自動車が主役の街は衰退するだけだ!
  道路先進国となった今も止まらない道路整備事業。
  だが、道路が地方を豊かにする時代はもう終わっている。
  道路整備を進めたことで人口流出が進んだ過疎村、近隣の大都市に商圏をとられる中小都市、
  バイパスをつくればつくるほど増える渋滞、財政も家計も圧迫する自動車依存のライフスタイル・・・・
  それら負の側面を豊富な実例によって明らかにしつつ、世界で進む脱自動車・脱道路の潮流を紹介する。」

「朝夕の渋滞はあって当たり前」とメンバーの道路ハカセから聞いてはいたが、この本を読んで納得した。
  「アメリカ西部で最初の高速道路をロスアンジェルスに整備するとき、当時のカリフォルニア州知事であったオルソンは、「高速道路が整備されれば、通常の道路の渋滞は解消し、住宅地は静かかつ安全となり、また地元の商店主はより商売が繁盛するだろう」と語った。 しかし、オルソン元州知事の予見は外れた。道路の渋滞は解消するどころか、高速道路のインターチェンジ周辺はむしろ悪化し、住宅地は高速道路を日夜問わず走行する自動車の騒音に悩まされるようになった。それどころか、インターチェンジ周辺での交通事故も増加し、地元の商店は顧客をインターチェンジ周辺につくられた大規模ショッピングセンターに奪われて衰退した。」
  現実が証明しているということね。
 「交通混雑を減らそうと道路を整備すればするほど新たな交通が誘発されて、結局、渋滞は解消しない場合が多いためだ。このような交通は「誘発交通」といわれている。」
  こちらに用のない、よその車が来るということは、住民にとっては100%迷惑でしかない。「地域エゴ」?。この近辺だけの問題ではないよ。一見便利なようでも、車依存型社会になると、公共交通は廃れるし、商店街は衰退、過疎化にも拍車、ファスト風土化で地域の文化や絆・自尊心も失われるし、特に豪華な道路を作るのが当たり前の日本では財政負担も大きい。貧困化している庶民にとっても車の維持費はより負担になる。車に支配される生活って、やっぱり貧しいってこと。今年の猛暑を考えても、アスファルトより土のままの方が絶対いい。日本全体の問題。いや地球規模の問題と思うけどねぇ。

アクアラインが超赤字路線というのは私も知っていたが、註を読んで、笑うと同時に「うーむ」とうなってしまった。
  「当時は普通車の通行料が片道で五〇〇〇円だったので、週に五日通勤するとそれだけで月に二二万円ほどかかることになる。木更津市内の家賃に二二万円足せば、どれだけ立派な家が横浜で借りられるだろうか。しかも、アクアラインを毎日運転するという苦痛からも解放されるのであれば、誰でも木更津ではなくて横浜で家を探すだろう。しかし、当時は過度の期待からか、今、振り返れば荒唐無稽な予測も立てられていたのである。」
  結果的には、木更津の人口は減り、商業的にも大きな衰退が見られたのに、「計画された時点では、「橋の完成によって神奈川県から千葉県(木更津市)に一〇万人が移住し、毎日橋を使って神奈川県に通勤する」というシナリオが考えられていたそうだ」。どうしてこんなアホなことができるかというと、先に「道路を作る」ことが前提になっているからだろう。都道小平338号線計画を考える会の質問に対しての、都や市の回答は、まったくのナンセンス。根本的なところでずれているのだ。「住民無視」とも言えるけど、先ず先に「道路ありき」なんだよねぇ。

この本では、「道路族といわれる政治家、また地方の土木業者が、きわめて限定的な組織や人の利益のためだけに道路を整備しようと確信犯的に行動している一方、道路こそが国を豊かにする、道路こそが調和の取れた国土の発展を実現させる、と心から思っている善意の役人や人々も少なくないのだ。だからこそ、道路整備への邁進が止まらないのだろう。しかし、道路こそが国を豊かにする、というのは本当なのだろうか。」と表現されているけれど、「地域懇談会」では、ロスの車依存社会を例に挙げ、「時代遅れ」という意見が外人さん(この表現も時代遅れかな?)から出ていた。都の職員も、市の職員も、この本を読んで勉強して欲しい。都知事もね。何で50年前の計画をそのまま実行しなければならないのか。まったく時代遅れだよ。他にも「道路に賛成の人はここにはいないのだから、私たちと一緒に都庁に行こう!!」「市民の声を聞くといいながら、少しも反映させていない。形だけ開いても意味が無い。鷹の台駅のエレベーター設置についてもそうだったではないか?4台も作るのは税金の無駄」という意見が印象に残っている。

「道路整備は地方に活力をもたらすどころか違う結果を招くのではないか。日本でも、そうした声が生活者から上がり始めている。
  「地方在住者は新しい道路や新幹線を望んでいると言われますが、私はそうは思いません。それが出来た結果、さらに過疎が加速されることを知っています。道路整備で便利になるのを夢見ていたのに、道路が出来ると工場や商店が閉鎖・閉店に追い込まれ、ローカル線の赤字も嵩む一方です。
  新しい道路や新幹線が出来ると、地理的条件で守られていた地域が競争の場に引きずり出されます。それは地元のためではなく、大都市側が便利になることであり、地元にはほとんど利益が還元されない構造が作り出されてしまうのです。
  地方の政治家が『せめて高速道路を他県並みに』とか『地方を見捨てるのか』などと訴えますが、その言葉の裏に悲惨な結果が待っていることを理解しているのか、と疑問に思います」(『朝日新聞』二〇〇八年一月二七日付)
  「相変わらず道路族が道路建設を叫んでいます。企業は物流コストが削減され、住民も通勤・通学が便利になり、救急医療にも貢献するなどと宣伝しています。
  しかし、過疎化が進行している地方では、車道が必要以上に立派なわりに、歩道は貧弱で自転車用道路もほとんど整備されておらず、商店街に歩行者はいくらも見当たりません。街は人が集えばこそ活気に満ちますが、通過するだけの道路ばかりでは廃れるだけです」(『朝日新聞』二〇〇八年二月八日付)」

道路を作ると経済が上向きになるなんて、今も思い込んでいるのかなぁ。
  「道路が整備されて企業の立地が期待できるのは中国であって、現在の日本ではない」。
  その中国はアフリカでさかんに道路を作っているよ。さすが大国。先を読んでいるんだなぁ。んー、でも、なんかの本に中国では虫の音が聞こえないって。自然保護のほうは大丈夫なんだろうか?公害や粉ミルクも・・・日本の真似はしないでね。

今、道路先進国に必要なのは、「道路需要を管理する政策」。アメリカのポルダー市の「ポラック元都市計画部長は、「道路を拡幅しても交通渋滞を解消することができない、ということは既に常識である。むしろ、道路に渋滞がないことの方が過剰投資をしている証拠であり問題だ。渋滞は解消できないことを理解し、ある程度の渋滞はプラスであるということを認識するべきだ」と筆者との取材に回答した。さらに、「道路は一人で自動車に乗っていると、あまりにも空間的には無駄である。それに、道路の拡幅、インターチェンジの整備にはお金がかかり過ぎる。自動車の利便性ばかりを意識しないで、それよりも他にいい解決方法があるのではないか、というのがポルダー市の交通政策の基本である」(『衰退を克服したアメリカ中小都市のまちづくり』)という。

「筆者が専門としている都市デザインでは、いかに自動車を都市中心部から排除し、歩行者を中心とした公共性を確保するかが、魅力的な都市空間をつくりあげるうえでの重要な方法論となっている。実際、自動車用の道路を撤去するという荒療治で、都市の魅力を向上させた事例は世界中で見られる。商店街は通りから自動車を排除させたほうが、一般的にはにぎわいを増して売り上げ増にもつながるのだ。」

実例がたくさん載っているので、ぜひこの本を読んで欲しい。ここでは韓国とクリチバ市の例をコピベしておくね。

「暗渠化していた河川の上を走っていた高架道路を取り除き、蓋も取り外して、河川を市民のものへと再生させることに成功した事業がある。隣国・韓国ソウルの清渓川再生事業だ。」
  「李は、その著『都市伝説ソウル大改造』で「都市に暮らす人たちに最も必要なのは歩いて考える時間である」といっている。人々が「歩く」からこそ、都市の魅力が発現する。「歩く」からこそ、人は出会い、人は発見し、人は都市を体感できる。清渓川は、単に高架道路を撤去して自動車から人々の空間を取り戻しただけではない。人々が歩いて、そしてソウルという都市を体験する機会を創出したという点に大きな価値があるのだ。」
  「李は、その著書で「日本は決して21世紀の先進国とはなり得ない」と、わが国にダメ出しをする。「経済的な効率性ばかり計算する時代はすでに終わっているのに、開発と環境破壊の象徴である高架道路一つ取り外すことのできない国が何で先進国か」と、東京・日本橋を高架道路で塞いだままでいる日本のことを批判する。
  日本橋どころではない。聖なる山である高尾山の土手腹にトンネルを掘り、道路を通そうとしているのが、わが国の実態である。隣国である韓国との、環境に対する意識の差には愕然とするばかりだ。
  韓国は道路を撤廃して都市を再生する事業を実践したことで、経済的価値、社会的価値、環境的価値を生み出し、環境政策の分野でも世界をリードする名声を得た。その意味をわれわれは考えるときが来ている。」

鞆の浦の裁判判決は良かったけど、9月2日の高尾山の圏央道訴訟は住民側の敗訴。滝がもう枯れてしまった所もあるのに・・・高尾山の魅力も損なってしまうし、これからどんな影響が出るのか、怖くないのかなぁ。この猛暑は、自然が人間に対して怒っているからだって。「渋滞の緩和」?だから、それはないって。「公益性」?後の世代に怒られるよ。

「ブラジルにあるクリチバ市は一九七〇年代前半に、都心の中央道路であり交通量が非常に激しかった「花通り」から自動車を排除し、歩行者専用道路にしようとした。この事業は商店街の店主から総スカンを喰らったが、当時市長だったジャイメ・レルネルは「都市計画家としての確信」から、連休で商店主が休んでいる間隙を突いて、道路の舗装を剥がし、さらに花壇を置いて強引に自動車を排除してしまう。連休明けにその事実を知った商店主たちは激高したが、一カ月ほど経つと商店の売り上げが二倍から三倍に増え、反対していた商店主たちはレルネルの慧眼に感服することとなった。」

「クリチバ市の元環境局長である日系一世の中村ひとしは、「クリチバは道路が公園になる。道路をなくして公園にしましょう、というのが平気でいえて、実践できてしまう都市です」と説明する。具体的に何をしたかというと、あまり交通量が多くない住宅街の道路をそっくりそのまま公園にしてしまったのである。しかも、それを市内の至るところで実践した。
 たとえば、都心から北東に行ったところにある住宅地のシラー通りの六ブロックでは、広幅員の道路を片道一車線にまで道幅を狭め、それによって得られた空間に公園施設などを設けた。この公園施設には、バスケットボールのコートやフットサル場なども整備され、そのようなスポーツをする機会にあまり恵まれない低所得者層の子どもたちに人気を博している。まさに自動車から子どもたちへ道路空間を取り戻した好例だろう。」

日本は経済的に豊かでも、心は貧しい。道行く人の顔がなぜか暗い。それは「あきらめ」からきているのではないか。この338道路の運動も、母がやっている時は「どうせ公が作ると言ったら住民が反対しても無駄じゃないの?」と言っていたのだけれど、若いお母さん達の「緑と子どもたちの触れあう場を失いたくない」という声に、私も「未来のためにあきらめてはいけない」と思うようになった。そしてこの本を読んで学んだことは、道路を作ること自体も、私たちを貧しくさせるということだった。講演会では、今こそ、転換点。車優先社会の将来は無い。人や自転車の往来が多い商店街、良好な住宅地、ここに道路を通すのは、健康体に抗がん剤を投与するようなもの。車のための道路建設にではなく、地方交付金を、雑木林の保存や自転車専用道路に使ったら?との提案。府中街道のすぐそばに、なぜ2本目を無理に作るのか?なにか特別な理由があるのでは?もしかしたら「戦車を通すため」?ありうるかもと思えるほどの異常さだという話しも出た。

都道小平338号線計画を考える会では、11月2,3,4日に、小平中央公民館ギャラリーにて「この緑、守るのだぁれ?」というテーマで展示会を開催する予定です。世界遺産や三ツ星も大事だけれど、身近な自然こそ大事にしていかなくては・・・





No.10

9.26「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する全国集会

 りっちゃん
10/9/1

この猛暑でもビールがちっともおいしくない!! 当たり前のことが当たり前として通らない世の中に憤りを覚えるよ。この件を差別と思わない人の人権感覚にも。石原都知事が「センチメンタルな解決は」どうこうと言っていたけれど、これは日本人の常識の問題だと思うよ。私は。「常識が ため息ついて 政治とは」。普天間問題もそうだけれど、大事な問題をおっぽらかして、民主党は何をやっているんでしょう? 庶民の暮らしを守るのが政治で、小沢対菅のは、政争に過ぎない。政争に明け暮れて政治をちゃんとしないから、日本はどんどんおかしくなっちゃう。うん、だからこそ、私たち庶民がしっかりしなくっちゃ。


これまで文部科学省は、高校無償化を朝鮮学校に適用するかどうかは教育の問題であり、外交問題や「拉致」とは関係ないと言ってきました。しかし8月末、民主党が政調会で討論すると口をはさんだことで、適用妥当の検討結果はひきのばされ、外交問題が決定に含められようとしています。これはそれまでの文科省の説明と矛盾し、また民主党が政治的理由で朝鮮学校を差別しようとする排外主義の先頭に立つことになります。すでに議会を通過した「高校無償化」法に書かれている理念や、31の外国人学校がすでに適用対象とされていることから考えると、当然、朝鮮学校にも適用されるはずです。なぜ、何の権利があって、一政党にすぎない民主党がいまさらくちばしを突っ込めるのでしょうか。
  わたしたちは3月と6月に1000名および1200名の集会・デモをおこない、高校生、保護者、日本市民の声を文科省に届けました。もうこれ以上待てません。もう一度わたしたちの声を文科省、政府、民主党に届けたいとおもいます。今度は全国の声を結集して・・・

2010年9月26日(日) 午後1〜3時
  社会文化会館ホール
(地下鉄永田町駅、国会議事堂前駅徒歩5分)  地図
  入場料 500円(高校生以下は無料)
  ☆ 集会後はデモの予定です☆
  主催:「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会





No.9

ABC企画連続講座・No4

 りっちゃん
10/9/1

《何を次世代に語り継ぐか》
  人民解放軍の体験から、今を見る

65年前の8月、日本軍の敗戦で大混乱となった旧満州・ハルビン市で女学生だった山辺さんは、友人たちと志願して人民解放軍の戦列に参加しました。
  その後、国民党政府軍と闘いながら、広東市までの6000キロを徒歩で転戦。1949年10月1日、中華人民共和国の成立を迎えたあと、広大な中国の各地で生活と教育の向上などに関わり続け、1953年に帰国しました。
  その8年間にわたる貴重な体験を土台にして『今の日本をどう見るか』。山辺さんの率直なお話をお聞きします。

お 話:山辺悠喜子さん(ABC企画副代表)
  日 時:10月31日(日)13時30分・開場 14時・開始
  場 所:中野勤労福祉会館 大会議室(3階)
 JR中野駅南口下車.徒歩5分
  参加費:500円
  主 催:731部隊・遺棄毒ガス問題を追求する ABC企画委員会





No.8

シビル講座

 りっちゃん
10/9/1

シビル講座はなかなか面白そうなんだけれど、土日には他の用事が入ってしまい行けた事がない。


第2節 『日本人の視点から現在を考える』 講師:石坂 浩一さん(立教大学)
  第1回 9月18日(土)午後6時〜9時 「韓国民主化連動と日本社会の変化」
  第2回 10月2日(土)午後6時〜9時 「21世紀の日本と朝鮮半島」

第3節 「当事者の視点から現在と未来を語る」
  第1回 10月30日(土)午後2時〜5時 講師:李泳采(イ・ヨンチェ)さん(恵泉女学園大学)
  「“韓流”が伝える東アジア平和文化共同体」
  第2回 11月20日(土)午後2時〜5時 講師:内海 愛子さん
   「日本と朝鮮半島一歴史研究と交流の中から」(仮題)
  ★第2節は2回ともに夜、第3節はともに午後です。間違えないようにご注意ください★

☆会場 立川シビル(JR中央線立川駅南口徒歩3分、モノレール立川南駅徒歩1分)
  ☆定員 25名。定員一杯になり次第締め切ります。
  ☆受講料1回1000円(シビル会員/学生・経済的困窮者は1回 800円)
  ☆問い合わせ/申し込みは、シビル1階事務室にて、平日1時以降受け付けます。
  ●郵便振替口座での申込可。口座番号は「00170−0−481827 シビル運営委員会」。振替用紙に、どの回を申し込むか、住所/電話/アドレス/氏名等を明記して下さい。

(各回の概要)

★第2節 日本人の視点から現在を考える 石坂浩一さん
  第1回 「韓国民主化連動と日本社会の変化」
   1965年に日韓の国交正常化がなされましたが、その後も大部分の日本人は韓国に関心がなく、韓国人を知ろうともしませんでした。しかし、1973年8月、元大統領候補の金大中さんが白昼東京のホテルから拉致された事件をきっかけに、日本社会は大きな衝撃を受けます。「日韓連帯運動」は、民主化に向けて闘う韓国人のあり方への尊敬から始まり、韓国の独裁政権を支える日本政府の対韓政策をただす必要の自覚へと進みました。そして、ひいては戦前からの日本の政治における連続性をいかにして克服するかを、みずから問い直す契機となっていきました。韓国民主化運動の意味を再確認し、日本で行われた金大中死刑阻止や連帯の運動は、歴史的にどのような意味を持っか、考えていきたいと患います。

第2回 「21世紀の日本と朝鮮半島」
   1980年代以降、日本社会はアジアに対する侵略や植民地支配を反省する方向へと少しずつ進んできましたが、それに反発する勢力は、1995年の戦後50年国会決議や日本軍「慰安婦」問題で反撃を開始しました。おりしも、1989年の現存社会主義の崩壊にともない、東西冷戦は終結の方向にむかい、韓国の民主化も進展して、朝鮮半島情勢はいったんは平和と和解の方向へと進むかに見えましたが、根本的な平和定着の道筋へと入ることのできないまま、今日まで二度の核危機を経て、不安定な情勢が続いています。日朝の国交さえ正常化されていません。日朝関係正常化は、日本社会にとってどのような意味を持つのか、あらためて考えてみたいと思います。

★第3節 当事者の視点から現在と未来を語る
  第1回 「“韓流”が伝える東アジア平和文化共同体」 李 泳采さん
   年間350万人以上が往来している日韓関係。“韓流”はすでに流行をのりこえて、日本社会のさまざまなところに浸透しているもう一つの文化になっています。『冬のソナタ』『チャングムの誓い』や『東方神起』など、韓国の文化が身近に存在しているにもかかわらず、韓国併合100年になるいまの時代に、私たちは朝鮮半島と日本の関係について、どれほど知っているでしょうか? 今回は、“韓流”で大人気のドラマや映画をとりあげ、映像をみながら、現代韓国社会が東アジアの市民社会に発信しているメッセージを考えてみます。“韓流”は東アジアの平和文化共同体の土壌になれるのか?ただの流行に過ぎないものなのか?参加者の意見を交えながら、より深く現代韓国と日本の関係を見ていきます。

(講師プロフィール)

☆石坂浩一(いしざかこういち)さん
  1958年生まれ。韓国社会論、日韓・日朝関係史専攻。立教大学 異文化コミュニケーション学部教員。「東北アジアに非核・平和の確立を!日朝国交正常化連絡会」共同代表兼事務局長。著書に『トーキング コリアンシネマ』(凱風杜)、『韓国と出会う本一暮らし、社会、歴史を知るブックガイド』(岩波ブックレット)、編著に『東アジア 交錯するナショナリズム』(社会評論社、2005)などがある。

☆李泳采(Lee Young Chae)さん
  1971年、韓国生まれ。意泉女学園大学教員。98年来日、専門は日韓・日朝関係。日韓の市民団体交流のコーディネーター。韓国語、韓国映画や映像を通して、現代を語る市民講座の講師を務める。著書に『「初恋」からノムヒョンの死まで』(梨の木舎/2010)、『アイリスでわかる朝鮮半島の危機』(朝日新聞社/2010)、『なるほど!これが韓国か−名言・流行語・造語で知る現代史』(朝日新聞社)などがある。





No.7

沖縄とともに

 りっちゃん
10/9/1

9月に入っても猛暑が続いています。先週金曜が文科省へ「高校無償化:朝鮮学校も対象に」の要請行動、土曜はビッグイッシュー売りのお兄さんに誘われて、府中で「高知名物アイスクリン」売り、日曜は「映画と展示のつどい」の呼び込みと、3日連続はさすがに疲れました。「福島菊次郎展」で痛めた腰もいまだすっきりせず。8月末には結論を出すはずだった高校無償化も、民主党内のトップ争いのせいか、結論は引き延ばし。「歌うカボチャ」の私でさえジリジリしているのに、朝鮮学校の子どもたちや保護者はさぞや、と思う。マスコミも、この件や普天間問題は忘れているかのようだ。なので、しんどいけれどお知らせだけは更新せねば・・・


沖縄とともに声をあげよう
  横田基地もいらない!
  10.9市民交流集会

沖縄の闘いに連帯し、全国各地で米軍基地撤去を求める運動が広がっています。私たちの東京にある横田基地は、さらに危険な戦争指令機能を持つ基地へと変貌し、日米軍事同盟が一層強化されるなかで、自衛隊との軍事一体化の重要拠点となろうとしています。
  『3.20横田基地もいらない、市民交流のつどい』は260人を超える参加者で成功を収めましたが、さらに持続的で地域に密着した、しかも規模を拡大した集会を開催します。
  福生市民会館の大ホールを埋め尽くし、抗議のデモを行い、市民に強くアピールしましょう。

◇10月9日(土)
  福生市民会館大ホール

○午前11時     映画『流血の記録 砂川』上映
  ○午後1時〜     市民交流集会
  ○午後3時30分〜 デモ行進
  入場無料
  主催 10.9 市民交流集会実行委員会


ちなみに私は「赤とんぼ」を歌ったという感動シーンがこの映画で見られるか、ぜひ見に行きたいと思っている。





No.6

映画と展示のつどい
  核兵器のない平和な世界を願って!

 
憲法九条・福生市民の会
10/8/16

「8月6日、潘基文国連事務総長が初めて広島平和記念式典に参列し、「被爆者が生きている間に核兵器のない世界を実現させましょう。」と呼びかけました。私たちも市民の皆さんと共に、あらためて被爆の実相を学びたいと考え、映画と展示の集いを企画しました。お気軽にお立ち寄りください。」

日時:8月29日(日)10:30〜17:00
  場所:福生駅プチギャラリー
(2階改札口の隣)
  入場無料

映画上映 多少、予定がずれることもあります。
  10:45 未定(お楽しみ)
  11:45 はだしのゲン2(アニメ)
  13:15 ヒロシマから子どもたちへ 「ヒロシマ」
  13:40 ヒロシマから子どもたちへ 「ヒバクシャ」
  14:10 ヒロシマから子どもたちへ 「炎の中にげんばくを見た」
  14:35 ヒロシマに一番電車が走った(アニメ)
  15:10 地球の風ぐるま 「ヒロシマ・ナガサキに学ぶ」
  15:45 天に焼かれる −絵による証言−
  16:05 夏服の少女たち(アニメ)
  16:40 にんげんをかえせ

写真・資料展
  ◇ 原爆投下直後の広島・長崎の様子を25枚の貴重な写真で示します。
  ◇ 被爆者自身がつらい思いを乗りこえて被爆直後の様子を絵と分で示しています。
  ◇ 原爆の仕組み、核保有国の様子、核兵器廃絶を願う草の根の運動など、たくさんの資料を展示します。





No.5

「在日一世と家族の肖像」写真展

 りっちゃん
10/8/13

[開催にあたって]
  在日朝鮮・韓国人と日本人とは、もともと善き隣人であるはずです。それを確かなものにするために、私たちは、隣人としての出会いや交流を重ねてきました。やがて、私たちは幾人かの在日一世の存在を知ることになります。
  折にふれて、一世の口々をついてでる奮闘の人生、あるいは「もう忘れたよ」と多くを語らない一世。私たちが耳にしたのは、在日朝鮮人・韓国人の歴史のほんの断片に過ぎませんが、隣人として全力をあげてこうした語りに耳を傾けるべきだと、思いいたりました。「在日一世と家族の肖像」写真展の取り組みは、こうして始まりました。
  一枚の古い写真を前に、ある時は雄弁に、またあるときは寡黙をもって語る一世をとおして、在日一世の生涯に思いを馳せることは会の日本人メンバーにとっては、日本がかつて朝鮮を侵略、植民地としたことへの反省へのきっかけであり、社会を見据えるよすがとなります。また在日のメンバーには、ハラポジやハルモニ、アボジ・オモニの苦労や努力、志などをあらためて知ることであり、自身のルーツ探しでもあります。若い在日4世は、生きる希望を見つけにくい現在にあって、在日と日本人とを問わず、自分のような若い者への大きな勇気づけになるだろう、と言いました。
  あなたにとって、ここに展示した一枚の写真、それぞれにまつわる物語は、どのような意味を持つでしょうか。
  どうぞ、ご覧ください。
  2010年8月

チマ・チョゴリ友の会

期日 ■2010年9月11日(土) 午後1時から午後8時まで
              12日(日) 午前10時から午後5時まで
  場所 ■立川市民会館(アミューたちかわ)展示ホール 
  JR南部線西国立駅徒歩7分
  主催 ■チマ・チョゴリ友の会
  ※同写真展は、多摩交流センターの事業助成を受けています。





No.4

第23回 府中平和まつり

 りっちゃん
10/8/13

メインテーマ「安保・沖縄・平和」

9月4日(土)前夜祭 場所:中央文化センター第2講堂
  映画:「沖縄は安保を問う」ーウチビリー反戦地主たち (16:00〜16:50)
  講演:「世界的な米軍基地ネットワークの展開と今後」−林博史さん(関東学院大学教授・府中市在住) (16:50〜17:40)
                                                     質疑応答 (17:40〜18:00)

9月5日(日)場所:府中公園
  本部企画 @「平和についての一言メッセージ」
         A原爆病院にタオルを贈ろう
  平和に関する●展示コーナー ●模擬店 ●フリーマーケット ●コンサート ●相談コーナー ほか

主催:第23回府中平和まつり実行委員会





No.3

この悲劇 繰り返しはせぬ
  関東大震災87周年 朝鮮人犠牲者追悼式

 りっちゃん
10/8/13

9月1日(水)午前11時
  東京・墨田区 横網町公園
  入場無料

◆鎮魂の舞 金順子 キムスンジャ
  ◆パネル展 関東大震災とは

「今から87年前、関東大震災の混乱のなかで、まったく罪のない朝鮮人が6000人以上、在日中国人が700人以上も当時の天皇の軍隊・警察や自警団によって虐殺されました。日本の社会主義・労働運動の指導者たち10数人も国家権力によって殺されました。
  しかし、政府は今もなおこの事実を明らかにせず、加害責任を自覚さえしていません。
  アジアの平和と安定に寄与することを願い、震災における犠牲者の追悼とこのような歴史を繰り返さない決意をこめて追悼式を開きます。」





No.2

in雑木林 LOVE & PEACE 8月21日

 りっちゃん
10/8/13

連日の暑さにヨレヨレ状態のために更新が大幅に遅れております。生きるだけ、息をするだけ、約束した予定を果たすだけで精一杯と言ったところです。ご高齢の方、病気を抱えている方、特にご自愛の程を。もう立秋を過ぎ、残暑お見舞いですね。あともうちょいの我慢かな。今日は、溜ったチラシを掲載します。

敏子さんの被爆体験を聞く会

久慈敏子さん。65年前18才の時広島で被爆。小平市原爆被爆者の会会長。

8月21日(土)13:00〜14:30(お話1時間 対談30分)

場所:小平中央公園雑木林・雨天の場合翌日に順延(8月20日〜24日10時〜17時「森で遊ぼう!」プレーパークもやってます。この期間内順延です)

参加費:無料 プレーパークに参加の方無料(カンパ100円)

「私たちは戦争・被爆体験から何が学べるだろう・・・危機的状況の中、何が大事にされる必要があったのか・・・
  敏子さんのお話は、苦しみの体験だけでなく、私たちの中の幸せを望む明るさや、命の力、人間の本当のかしこさを思い出させてくれます。
  敏子さんに会いに来て!
  あたたかい人柄に触れて
  私たちは どんな未来を選びたいか、イメージを広げよう!」





No.1

新宿ど真ん中デモ

 りっちゃん
10/7/6

日曜、セブンスの練習後に新宿の「ど真ん中デモ」に参加。上原さんも飄々と歩いていた。彼も言っていたが、若い人たちの主催ということで、参加者はそう多くないけれど、何よりもエネルギーを感じた。選挙カーも当然色々見かけたけれど、それに対するよりもこちらの方に反応がよりあったみたい。

上原さんったら「日米合意を引き継ぐと言った菅直人はけしからん。あんな政権は倒さなくてはいけない」と、これまた飄々とした表情であっけらかんとおっしゃっていました。素直に頷けちゃいますねぇ。参院選、教育評論家時代からファンだった「保坂のぶと」は決まりなんだけれど、東京選挙区はいまだに迷っている。普天間問題を忘れている人たちは論外にしても、んー、どっちにしようかなぁ。甥への土産に蓮舫の団扇はゲットしたけれど、彼女自身の一生懸命さは買っても、全然生かされていないから、気の毒には思うけど、貴重な一票は入れられない。

シュプレヒコールは「戦争」「反対」、「普天間」「返還」、「安保」「いらない」、「米軍」「帰れ」など。最後のは、「米兵帰れ」にも聞こえていて、それってなんか「ヤンキーゴーホーム」っていうような、差別的で嫌だなぁと思っていたら、「米軍」だった。だったら「帰れ」です。アメリカ人が日本を好きになって、日本に住むことを選んだらそれも歓迎です。元米兵でも。聞き間違えたのは、こちらの拡声器の性能がよくないため、声が割れちゃったりしていたの。組織的な集まりではないからそういう装備もボロなんだよねぇ。きっと。かたや、お巡りさんのは非常によく聞き取れて・・・取替えっこしてもらいたいくらいだった。あれも税金が使われているんだよなぁ。

歩行者が渡ろうとするのを押しとどめるのに苦労していたみたい。若い人はおまわりさんの指示に余り従わないみたいねぇ。急ぐ気持ちもわかるし、適当に間を抜けて行ってもらってもいいようにも思うけれど、お巡りさんとしては混乱するのが嫌なのかなぁ。

デモ中に頂いた「原発を並べて自衛戦争はできない」というパンフ、面白かった。
  「自衛軍を保持したいという考え方の底には、日本人を拉致するような国、金正日独裁の国、すなわち北朝鮮は何をするかわかったものではない、という北朝鮮に対する「性悪説」があるだけである。
  その一方で、いくら戦争になっても、北朝鮮は、原発を攻撃するような恐ろしいことをしないだけの自制心を持っているはずだと考えているのだろうか。そうなら、北朝鮮に対する「性善説」を採用していることになる。これは、明らかに矛盾であるが、自衛軍を保持したいと考える人々が、そのような矛盾した態度を、意識的にとっているのか、無意識的にとっているのか、私は知らない」だって。

多分、それは、戦争をしたい人たちにとって、たまたま都合のいい言い訳なんだろうね。“抑止力”と同じ。ちゃんとは考えていないのだよ。自分のお金目的の人は、儲かればそれでいいし、そうでない人たちは、騙されちゃっているだけ。そういえば、今朝の新聞だったか、酒造会社の社長が「関税の引き下げ」をもっとしろと言っているとか。はぁ?関税の引き下げを米国の言われるままにして、日本酒以外の安いお酒が一杯輸入されたから、酒造業者が苦労しているんじゃなかったけ?なんか、ムードに流されて自分の頭で考えていないのでは?なんか、変だなぁ、今の日本。税金のバラマキをやっていた自民党が、民主のバラマキを批判できる立場ではないでしょうが?長いこと政権を維持して、莫大な借金をこさえたのも自民党でしょうに?

参院選、もう今度の日曜ですねぇ。日本の常識に期待したいところです。





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