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04,Sep,1999 さようなら蒲原鉄道 その2


 私たちは村松駅の改札を出ました。駅前には、”蒲鉄タクシー”という名のタクシーが止まっていました。

 少し歩くと、鉄道線の留置線を改良したと思われるバスの駐車場がありました。
(遠くから見ると、電車の車庫の中にバスが駐車しているように見えます。)

 バス駐車場脇の線路には、チョコレート色の凸型電気機関車(ED1)が留置されていました。

 駅の掲示によると、9月26日(日)に”かんてつレール祭り”という名のイベントが開催され、そのイベントの一環として”ED1のオモシロ列車”が走るそうです。

村松駅出札窓口
 村松駅の出札窓口です。

 ここでは、さまざまな記念グッズを売っていました。

 Tシャツ 2,000円、巾着 1,500円、マグカップ 1,500円、そのほか、加茂線廃止乗車券、行先番などなど…。



蒲原鉄道乗車券
 自動券売機で買った乗車券です。

よく見ると、”てつどうてつどう”の文字が…。小田急のキップと同じ模様でした。



撮影TNX!>M主任
 村松駅で待っていると、7時31分発・五泉行の改札が始まりました。私たちも通学の学生に混ざってキップにハサミを入れてもらい入場です。

 ホームに停まっていたのは2両編成の電車。モハ71とクハ10でした。

 電車をバックに記念撮影。(^_^;)



撮影ありがとう>M主任
 モハ71はロングシートの車両でしたが、クハ10はセミクロスシート車。私たちは、クロスシートに座りました。

 遊園地の乗り物を思わせる小さなボックス席でした。



 列車は無事に五泉に到着しました。高級一眼レフを構えたカメラマンがズラリと並んでいてビックリ。20〜30人くらいだったでしょうか?

 蒲原鉄道の鉄道線は、10月初旬に廃止されることが決まっているとのこと。廃止後、学生たちはバスに乗って五泉駅へ向かうことになるのでしょうか?

 レトロ調の電車に乗れなくなるのはさみしい気もしますが、これも時代の流れ。仕方がないことなのでしょう。

 さようなら、蒲原鉄道!

 私たちは、JR磐越西線に乗り換え、再び新潟駅へ向かいました。

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