−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− /// 京阪電鉄 /// 淀屋橋 − 七 条 特急・出町柳行 8751 8両 19:15 19:57 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 京阪・淀屋橋駅のホームは特殊な使い方をしていて、最も南側の線路は、 同じ線路に2本の列車が停車する。 (大阪側に特急、京都側に普通が停車。) ホームで電車を待っていると赤色とクリーム色、ツートンカラーの特急電 車がやってきた。 乗客が降りドアが閉まる。転換シートの背もたれが自動的に倒れる。初め て淀屋橋から京阪の特急の乗ったときは、この一斉に倒れるシートの背もた れに驚いたものだ。 ドアが開き、乗りこむ。私が乗ったのはテレビと公衆電話の付いた5号車。 窓側の席に座り、窓の下に設置されたスイッチを押すとテレビの音声が聞こ えてきた。 以前は、淀屋橋駅がトンネル内のため、「ただ今電波状態が悪いため…。」 との文字が画面に表示されてテレビが映らなかったのだが、いつからか、ト ンネル内でもテレビが見られるようになった。 この京阪の特急電車は、4号車に乗れば2階建て車両が、運転室直後のシ ートに座れば進行方向に向いたシートで前面展望が楽しめる。 いろいろと楽しめる電車を走らせてくれるのはうれしい。 (これで特急料金不要!) となりのホームを見ると、緑色の通勤型電車が到着。「この電車は降りる 方が済みますと扉を閉め、今お並びの位置へ入れ替えしますので、このまま お待ち下さい。」と、淀屋橋駅独特の案内放送が流れる。 乗車位置の少し手前に扉の位置がくるように電車を停車させ、乗客を降ろ す。その後、電車を少し動かして扉と乗車位置が重なる位置で停車させる。 乗車位置に並んでいたお客が電車に乗りこむと、電車から降りた客がスム ーズに改札口へ移動できるというシステムだ。ホームが狭いので苦肉の策と いったところか。 やがて、独特の発車メロディーが流れ、営団地下鉄の駅でよく聞くアラー ムベルの音が重なる。電車は発車。しばらくテレビを見ていたが、気持ち良 くなって寝てしまう。(^_^;) 車内放送で目を覚まし、七条で下車。改札を出て銭湯へと歩いた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−