[夏の18きっぷ旅へ]
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旅行記番外編 三木ホースランドパーク見学
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  神戸電鉄・三木駅を出る。目指すは”三木ホースランドパーク”。地図を片
手に駅前の商店街を歩く。

 土曜・日曜・祝祭日は、三木鉄道・三木駅から利用料金100円のシャトルバ
スが出ているのだが、この日は平日。歩くしかない。

 炎天下の道を歩いていると、三木鉄道のディーゼルカーが走っていく姿が見
えた。1両ワンマン運転の車両だ。

 坂を登り国道175号線を歩く。40分以上歩いただろうか? ようやく、三木ホ
ースランドパークにたどり着くことができた。

 遊水池を兼ねた広大な駐車場がいくつもある。まずは、”ふれあいの館”に
入り、ひと休み。

 さすが、今年の4月3日にオープンしたばかりの施設。ピカピカだ。室内は冷
房が効いていてホっとする。

 案内所でパンフレットをもらう。”カルビ・カフェレストラン”なる飲食店?
が館内にあった。
(”カルビ”・”カフェレストラン”…。温度差の激しいふたつの言葉をくっつ
けてしまうところがスゴい! (^_^;))

 近くの”ふれあいの森”でおもしろ自転車やパットゴルフに挑戦しようとい
う客は、”ふれあいの館”内の案内所であらかじめチケットを購入しておく必
要があるようだ。

 ”ふれあいの森”をしばらく歩いたあと、馬事センターへ向かうことにした
。舗装された坂道を登る。さすがは甲子園球場の約40倍という広大な敷地。広
い。右手に見えるのは国際きゅう舎か。

 さらに歩くと、右手に、阪神競馬場のような”おむすび型”のダートコース
が見えてきた。”緑の広場”と表示された看板がある。内馬場(?)が芝生で、そ
こを”緑の広場”と命名しているようだ。

 パンフレットには「バドミントンやフリスビーができます−」などと書いて
あったが、平日のためか誰もいなかった。

 しばらく歩くと、立派な施設が目に入る。”馬事センター”だ。リクレーシ
ョンで来ていたグループか? 胸に名札をつけた集団がイスに座って談笑してい
た。

 中央部の広いスペースには、馬車の試乗で使っていると思われるステップが
置いてあった。月曜・火曜を除く毎日、ポニーと馬車の試乗会が行われている
そうだ。

 きゅう舎をのぞくと馬がいた。きゅう舎の内部を見せてもらっている親子連
れ客の姿もあった。

 覆馬場(インドアアリーナ)のスタンドに入り見学。いやー、立派な施設です
ね。すぐ近くにはグラスアリーナもあり、12月には、馬術の国際競技大会が行
われるとのこと。

 覆馬場のスタンドの下は休憩施設になっていた。”ミニギャラリー”と名づ
けられたスペースで、パネル展示方式のクイズを解いて楽しむ。

 「さて、”研修センター”方面にも足を伸ばしてみようかな?」などと考え
ながら喫煙所で一服していると、雨が降ってきた。

 「やれやれ。」 とりあえず、雨が上がるのを待つことにする。

 やがて、雨は霧雨状態になった。「傘持っていないし、どうしようかな?」
私は、いつ雨が降り出すかわからない状況と判断。”研修センター”や”キャ
ンプ場”方面へ足を伸ばすことは断念し、三木駅まで戻ることにした。

 それにしても、三木ホースランドパークは、”広い”の一語に尽きる。子供
連れで一日を過ごす場所としては良いのではないか。

 雨は完全に上がった。「高木駅から三木鉄道に乗ってみようかな?」などと
考えながら来た道を戻る。

 しかし、高木駅に向かう途中の坂の上で、三木鉄道の気動車が三木方面へ走
っていくのを目撃。「ありゃりゃ。」 三木鉄道は列車の本数が極端に少ない
ので、三木鉄道乗車は断念。(^_^;)

 15時すぎ、神戸電鉄・三木駅へたどりつくと、空に厚い雲が立ち込め、あた
りは夕方のように暗くなっていた。
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