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Date: Sun, 22 Apr 1 04:21:50 +0900
To: KEIBA
From: 7M3POQ (Masahiro Tsuboi)
X-Mailer: REWRT.EXE Ver1.05
Subject: ファンと騎手との集い

 皐月賞当日、中山競馬場で”第11回ファンと騎手との集い”が催されまし
た。そのときの模様を報告したいと思います。

 ここ何年かの”ファンと騎手との集い”では、最終レース終了後に、パド
ックで、コンサート → 番外皐月賞(一種の運動会?)といったパターンが
続いていましたが、今年はパドックを使用せず、メディアホール・ウィナー
ズサークル・本馬場(芝コース)などを使ってイベントを行うというスタイ
ルに変わりました。

 私は、最終レース終了後、メディアホールに足を運んで”第61回皐月賞レ
ース回顧”を見ることにしました。

 出演は、鈴木淑子さん、井崎脩五郎さん、福原直英アナ。皐月賞を映像で
振り返ったあと、優勝騎手の河内さんが登場。ホール内のファンからは大き
な拍手…。

 河内騎手は、長浜調教師がマスコミに対して”アグネスタキオン3冠宣言”
を言い放ったとき、「おいおい大丈夫かよ。」と思った。などと話していま
した。

 なんでも、デビュー前は「この馬走るか走んねぇかわからねぇ。」と言っ
ていたのに、強い勝ち方をしたとたん、発言内容がコロっと変わってしまっ
たとか。(笑)

 レース回顧が終了。スタンドの外に出て本馬場を見ると、すでに屋外のイ
ベント、”本馬場開放 & ファンと騎手とのクイズ大会”、”チャリティゼ
ッケン & サイン色紙販売”が始まっていました。

 本馬場を見ると、大勢のファンがクイズ大会に参加中。司会は、鹿戸騎手
と小島友実さんでした。

 ジョッキーが”お立ち台”に上りクイズを出題。○×方式で、正解者が勝
ち抜けていくシステム。広いスペースを使ってのイベントだったので、鹿戸
騎手と小島さんはマイクを持って走り回っていました。

 ウィナーズサークルでは、事前にけやき公苑で整理券をゲットしたファン
が、直接、ジョッキーからゼッケン・サイン色紙を受け取っていました。

 芝コースのゴール板付近は、一般のファンに開放されていました。さっそ
く、私も芝コースに入ってみることにしました。

 中山ダートコースは、過去、12月23日に催されたクリスマスのイベントで
入ったことがありますが、芝コースは初めてです。

 外ラチ沿いは芝がフカフカしていて気持ちよく歩ける状態でしたが、さす
がに連続2開催の最終日、内ラチ沿いは掘れているところが多く、ボコボコ
になっていました。

 ゴール板付近の内ラチ沿いには、本物のスタンドカー(スタータが乗る車)
が置かれていました。

 グループで来場したファンは、交代でスタンドカーの台の上に上がり、旗
を左右に振るマネをして、そのようすをカメラに収めていました。

 しばらく芝コースの感触を楽しんで歩きました。ふと、ターフビジョンを
見ると…。おおっ、自分が映っている! (^_^;)

 時計の針が18時を回ると、係員が「本馬場開放終了です。」と叫びました。
私は芝コースを出てスタンド前へ戻りました。

 一般のファンに芝コースを開放…。今回、初の試みだったと思いますが、
来場したファンは、ゴール板直前やスタンドカーの台の上など、普段、入れ
ないところで記念写真を撮影することができて、JRAのサービスに満足し
たのではないかと思います。

 本当に貴重な体験をすることができました。

 私は、4コーナー側へ歩き、再びメディアホールへ…。

 メディアホールへ入るや否や、”チャリティーオークション”が始まりま
した。

 昨年は、メディアホール各階を結ぶらせん状の通路が立ち入り禁止でした
が、今年は開放されていました。私はらせん状の通路から見ることにしまし
た。

 司会は、鈴木淑子さん、福原アナ、東信二さん、鹿戸騎手。

 さっそく1組目、板倉真由子騎手・柴田善臣騎手・北村宏司騎手・吉田豊
騎手・横山典弘騎手が登場しました。

 ホール内に本馬場入場行進曲が流れてオークションがスタート。板倉騎手
はボウリングのピンを出品。東信二さんは、誰も聞いてないのに「僕、10フ
レームの最後の最後で失投してパーフェクトを達成できなかったことがあっ
たんです。」と自慢話を披露。(笑)

 中央競馬の開催がない5月5日、テレビ東京でジョッキー参加のボウリン
グ大会が放送されるそうで、ボウリングの話しで盛り上がりました。関東の
ジョッキーの中では、坂井千明騎手が一番うまいとか…。

 柴田善臣騎手は、通産1000勝目のゼッケンを出品。レプリカではなく、な
んと本物のゼッケンで8万円の値が付きました。

 急きょ、鈴木淑子さんの帽子をオークションにかけようという話しが持ち
上がりましたが、結局、却下されて2組目のジョッキー、蛯名正義騎手・加
藤和宏騎手・中舘英二騎手・牧原由貴子騎手が登場しました。

 注目の牧原騎手、今回は鞍・ポスター・テレカを出品。予想どおり値がど
んどんつり上がって8万5000円の値が付きました。(これが今回の最高値。)

 福原アナが、「かつて東京で行われたオークションで、ポケットに入って
いたキャラメルまで売ってしまったんですよ。」と言っていたのが気にさわ
ったのか、牧原騎手は退場時に「けるぞ!」と言い残して去って行きました。(^_^;)

 続いて、関西所属騎手のオークション(物だけ)。なぜか鹿戸騎手も出品。
高知で行われた黒船賞のポスターでした。

 鹿戸騎手は「(ポスターに描かれた)炎の中にビーマイナカヤマが写って
います。」と説明。(笑) 勝手に写真を使ってしまってごめんなさい−。
と、主催者が鹿戸騎手へ送ってきたそうです。

 続いて最後の3組目のジョッキー登場か? と思ったら、「まだ、他のイ
ベントに参加している騎手の皆さんが到着していません。」とのこと、しか
し、昨年のように急きょジョッキーのトークで間をつなぐようなことはなく、
すぐに3組目のジョッキー、岡部幸雄騎手・田中勝春騎手・勝浦正樹騎手・
江田照男騎手・後藤浩輝騎手が登場しました。

 岡部騎手は出品物が入った袋の中身見せずに売りたい…。とのことで”福
袋方式”を採用して(?)オークションとなりました。

 江田照男騎手は、”BOSS7”バージョンのアメリカン・ボスジャンを
出品。アメリカンボスが7勝したら作ろうと計画していたそうで、ジャンパ
ーの背中部分には、缶コーヒー・”BOSS7”のマークが描かれていまし
た。

 毎年、珍品を出している後藤騎手。今年は”非常持ち出し袋”でした。
(場内爆笑)

 中身は、懐中電灯やらバンソウコウやら…。お笑い路線を走る後藤騎手、
今後、どのような品を出してくるのか楽しみですね。

 すべてのオークションが終了。ステージにジョッキーが勢揃いして、この
日行われたイベントでのチャリティ収益金が発表されました。

 今年は214万500円。田中勝春騎手から、日本盲導犬協会のワカツキさんへ
手渡されました。

 最後は、日本騎手クラブ関東支部長・柴田善臣騎手のあいさつで終了。場
内からは大きな拍手…。時計を見ると19時30分でした。

 ”Go! JRA Jockey”キャンペーンの一環として行われた今年の”ファンと
騎手との集い”。運動会的なイベントがなく、これまでと大きく変わりまし
た。

 本馬場を開放するというのは画期的でした。ポカポカ陽気だったこともあ
り、大勢のファンが芝コースを体験。事前に整理券をゲットしてイベントに
参加したファンも、そうでないファンも楽しめる、すばらしい企画だったと
思います。

 馬券もプラス収支だったし、大満足の一日でした。(^_^)

 さて、4月29日(祝)(天皇賞・春当日)は、京都競馬場で”ファンと騎
手との集い”が催されます。

 関西の方、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか? ジョッキーの意外な
一面を知ることができて面白いですよ。

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    水と緑の住宅都市     de 7M3POQ @ JS1XHL.10.JNET1.JPN.AS
     東京都  狛江市            Masahiro Tsuboi
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