パイプ椅子に座るNさん  25.5×36  05013


 美しい女性像を描くのならもう少し雰囲気のある室内で、洒落た椅子にでも座っていただいて時間を掛けて描きたいものである。きり絵教室の後半はアクリル絵の具による彩色法を教えていただいた。もっとも教室で仕上げる時間のなかったバックと肌の影は、今まで通り和紙(典具紙)を貼ったのでチャンポンである。モデルは先生の助手として参加したNさんで、これも皆でデッサンから彩色まで一貫して描いた。椅子がパイプ椅子ではいかにも絵画教室丸出しだが、それはそれで又面白いと言う人がいるかもしれない。


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