2010.04.13(火) | 羅漢寺山 | 昇仙峡 |
羅漢寺山は昇仙峡の羅漢寺から歩けば標高1058mの立派な岩峰(山梨100名山、三角点の山)だが、実は昇仙峡ロープウエイのパノラマ台から、僅か15分で行ける弥三郎岳のことである。桃の花が見事な笛吹市の”みさか桃源郷公園”で遊び、妻が初めてなので昇仙峡の後半のおいしいところだけ歩き、ロープウエイで弥三郎岳の山頂に登るという、しかもプランそのものは夕焼けさんのホームページからの頂きで、なんとも安易でごめんなさいな山歩き?である。 |
参考: 前橋7:30⇒みさか桃源郷公園10:55-12:00⇒昇仙峡(グリーンライン県営駐車場)13:10→仙娥滝14:00→県営駐車場14:30⇒昇仙峡ロープウエイパノラマ台14:50→羅漢寺山(弥三郎岳)山頂15:05-15:15→パノラマ台15:30⇒ロープウエイ駐車場15:55⇒甲州街道を佐久回りで帰宅19:30 (所要時間12時間) |
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昇仙峡:仙娥滝 |
雁坂(トンネル)越え |
雁坂越え | 雁坂越え |
秩父に入るとすぐ右手に毎年お馴染みの瑞巌寺の裏の岩峰がミツバツツジで赤く染まっているのが見える。帰りに時間が有ったら寄ろうなどとのんきなことを言っていたが、帰りはこの道を通りもしなかった。市街を抜ければ道は花盛りで、往きはまだ元気だから旧街道の面影を残す道のドライブを楽しむ。 |
みさか桃源郷公園 |
みさか桃源郷公園は高速道路を御坂山地側に越えた小高い所にある。立派なモニュメントが有るので大きな公園かと思ったが、思ったより小さな公園である。周辺に桃畑が広がっているから、ここを起点にして桃畑を散策する。何気なく近くに咲いている花にひかれて等高線を歩いてしまったが、上に登ったほうが花いっぱいの景色が広がってよかったかも知れない。 | ||
みさか桃源郷公園モニュメント |
公園の周囲の桃畑 | 公園の周囲の桃畑 |
花はほぼ咲ききっていて、農家の人たちの選定作業が進んでいるようだった。 |
南アルプス |
正面に南アルプスが見える。白い山は左から農鳥岳、間の岳、北岳、その右の少し白いのが鳳凰三山、その右に甲斐駒がみえる。流石に3000m級はまだ真っ白。晴れて暖かいのだがその分春霞で、ちょっと今一。 |
昇仙峡 |
円覚峰 | 渓谷の流れ |
ナビに案内されるままグリーンラインで昇仙峡に入る。県営駐車場に止めて仙娥滝まで昇仙峡の上半分を歩く。歩く人は若い人達を含めて程ほどに居るが、お土産屋さんは暇そう。 |
キセキレイ | 何やってんだろうね |
ひさしのような岩の回廊 | ミツバツツジ |
仙娥滝の上のお土産屋さんを一回りして、あまり意味のない記念撮影スポット(仙玉堂という大きな玉の前や、竜の彫り物の前にカメラを置く台が有る)で記念撮影をして来た道を戻る。 |
ヒカゲツツジ | 仙娥滝 |
羅漢寺山(弥三郎岳) |
車でロープウエイ駅前の無料駐車場へ移動。仙娥滝に近いのに驚く。手前のお土産屋さんの小母さんに呼び止められて、ロープウエイの割引券(一割)を貰う。何も買わないの悪いね。 |
ロープウエイで (ミツバツツジとヒカゲツツジ) |
パノラマ台から5分ほどの展望台 近くなった南アルプスが目の前だが何も見えない。 |
出ますよう、と声を掛けられてあわてて駆け込む。ゴンドラの同乗者は中年男女の二人ずれと、単独の女性、それに車掌さんみたいな若い男性が添乗して案内してくれる。弥三郎岳まで行ったのは我々だけだった。 |
赤松の林を歩いて | 風化した花崗岩を登ると |
羅漢寺山(弥三郎岳)山頂 | 羅漢寺山(弥三郎岳)山頂 |
山頂は丸い巨大な、ざらざらの花崗岩の上、スカッとしているが足元は文字通り千尋の谷だから、足先きからお尻あたりがむずむずして落ち着かない。立っていても安心できない妙な気分。展望は360度、富士山も、だいぶ近づいた南アルプスも丸見えのはずなのに、濃いガスの中に麓だけがぼんやり見えている程度。見えるべき所に富士山が見えないと半分損した気分だなあ。 |
山頂の展望 | 山頂の展望(金峰山) |
パノラマ台に戻ると下りのロープウエイの時間まで10分あるという。駅舎はさほど広くない尾根の上にあって周辺を一回りしても5分とかからない。ソフトクリームをなめながらまつ。ロープウエイの添乗員がビニール袋を提げて戻ってきた。覗くと蕨が一握り入っている。何時もはたくさんあるのに今日はあまりなかったと言っていた。お土産屋さんの小母さんの話だと秋にはたまに松茸を見付ける人もいるそうだ。下りのゴンドラの中には中年の男女一組が一緒で、達者な日本語を話すので日本人かと思っていたら、二人で話すときは中国語のようだった。 |
高速道路は高崎⇒花園、韮崎⇒須玉、佐久⇒高崎、しか利用しなかったので、経済的だったが山越えはやはり疲れる。圏央道経由で往復なら楽をして2時間以上はゆとりができたはず。昇仙峡グリーンラインはナビに導かれるまま、甲府から昇仙峡、昇仙峡から韮崎ICに抜けてみたが、混雑期でなければどちらも使う意味はないような気がする。 |