08.07.02(WED) | 湯の丸山 | 浅間連峰 |
何年かぶりに湯の丸山へレンゲツツジを見に行く。読売新聞に6月26日の写真が紹介されていて、ちょっと遅い気もしたがまだまだ楽しめた。赤や黄色のおそろいの帽子をかぶった幼稚園のちびちゃん達や、我々と同年輩、あるいは遙かに年上と思われる高年者まで、とにかく沢山の人たちが遊びに来ているのに吃驚した。 |
コース:地蔵峠駐車場10:40⇒ツツジ平10:50→湯の丸山山頂(南峰)11:50→北峰12:10-12:30→南峰12:50→ツツジ平13:40→駐車場14:05 (所要時間3時間20分) :登りはスキー場のリフト使用 レンゲツツジの時期なので、地蔵峠の100台くらい駐車できそうな舗装駐車場は満車状態。リフトの前の観光バス用の駐車場に大型バスが4台ほど、その奥の駐車場はまだ余裕があった。ツツジ平に登るスキー場のペアリフトは、バスが着くと行列になっていた。 湯の丸山は標高2101m、地蔵峠から標高差約370m、コースタイムは往復2時間10分程度。リフトを使うと標高差で100mほど楽が出来る。 |
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ツツジ平(=狐(コンコン)平)付近 |
不精してスキー場のゲレンデはリフトで楽ちん登山を決め込む。歩いて登る人、既に下ってくる人もかなり居る。幼稚園の子供達はちゃんと行列して歩いて登っていた。湯の丸山のレンゲツツジが国指定の天然記念物だとは、まったく知らなかった。レンゲツツジは我々から見ると、広大な牧場内に有り余るほど咲いているように見えるが、牧畜の衰退とともに衰えてきていて、嬬恋村とボランティアによって保護・増殖が行われているそうだ。 |
レンゲツツジは山頂まで272haに60万本。有毒で牛が食べないので、レンゲツツジだけが残ったものだそうである。牧場と牛が作った群落なんだね。そういえば赤城の新坂峠の牧場も同じだね。 | ||
ツツジ平付近 |
ツツジ平からの登り | ハクサンシャクナゲ 咲き出しそうに膨らんだつぼみを沢山付けていた |
リフトを降りれば気持ちのいい遊歩道が山頂に向かってなだらかに伸びていて、右手がツツジ平の牧場で柵は山頂近くまで続いている。何箇所か出入口があってこの季節は出入り自由である。柵の中はレンゲツツジだらけだが柵の外にも沢山咲いている。とにかく広いから、かなりの人出でもそれほど混み合った感じはしない。 |
もうすぐ山頂 | 山頂(南峰) |
牧場のツツジの中で一休みして、勾配の増した湯の丸山への道を登る。場所によってはかなり急で道の傷みも進んでいる。山頂にはのんびり展望を楽しんだり食事をしている人が沢山いた。烏帽子岳への道を下っていく人も多く、烏帽子岳の山頂にも幾人もの登山者が見えた。 |
山頂(北峰) 後ろは烏帽子岳 |
南峰から見た北峰 |
上毛新聞社の群馬の山歩き130選によると、北峰の方が南峰より標高が高くなっているが、山頂の表柱によると南峰の方が高い。国土地理院の地図で確認すると山頂標柱が正しいようである。北峰の山頂には人が少ないようだったが、行ってみると角間峠側にかなりの人が休んでいた。 |
山頂のレンゲツツジ | 山頂から北アルプスの展望 丁度、槍から穂高までが見えた |
山頂から覗いたツツジ平 | 山頂のコイワカガミ |
北峰の手前の岩の上でゆっくり展望を楽しみながら食事をして来た道を下る。例によって元気な小父さんや小母さん達にずんずん追い越された。マイペース、マイペース、転んだら痛いよう!! |
ツツジ平で牧場に入ったら、牛が10頭ほど放牧されていた。牛もなれているが、人も平気で牛と仲良くしている。牛の中に人が居るのか、人の中に牛が居るのか分からない状態。あんなに大きくて角が有るんだよ。全然ロープなんかなくてお互いに自由なんだよ。そんなに近づいて、牛さんがへそを曲げたって知らないよ。 | ||
ツツジ平で牛と遊ぶ人たち |
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