07.05.16(WED) 荒 山 赤城山


 久し振りに1人で赤城の荒山へアカヤシオを見に出かける。桜広場辺りから見上げた荒山山頂付近はまったく赤く見えない。今年も期待はずれかなとちょっと心配になる。駐車場は7部通り埋まっていて同じようにアカヤシオを見に来た人がかなり居ることが分かる。歩き始めると前の方で小さな子供達の賑やかな声が聞こえる。今年も保育園の子供達が登っているなと思いながら後を追う。


 コース:箕輪姫百合駐車場10:20→展望広場11:10→山頂12:05−12:40→地蔵岳との鞍部→山頂14:05→南尾根の東屋14:35→荒山高原15:00→駐車場15:20 (所要時間5時間00分)


 箕輪の姫百合駐車場には15〜16台駐車していた。満車の場合、奥の林道を2〜300mほど入ると10台程度駐車できるスペースがある。近くに登山口も別に整備されている。

 
山頂手前の崖のアカヤシオ


 最初の小さな尾根に抜けたところで、何時ものようにショートカットして直接荒山展望の広場への道を選ぶ。例の地元の高校生達の手になる新しい案内板が出来ていた。しばらく山らしいところを歩いていないので出だしの急登が辛い。のそのそゆっくり登る。ミツバツツジの様子を見ながら登るがチラホラしているのも有るがほとんど咲いていない。上の方にはつぼみが膨らんで花付きのいい木もあったが、総じてこのコース、今年はあまり期待できそうもない。後からご夫婦が一組追いついてきた。


展望の広場の上から鍋割山 隣の尾根のアカヤシオ


 展望の広場に抜けると名の通り展望が開ける。同じ荒山の隣のなだらかな尾根には、山頂近くまでアカヤシオが咲いているのが見えるが、赤城のアカヤシオはそれほど密度が濃いわけではない。アカヤシオが咲く頃、山は厳冬の厳しさは消えて暖かいが、まだ芽吹きも僅かで、登山道にはスミレかハルリンドウくらいしか咲いていない。


山頂手前の崖のアカヤシオ 山頂のアカヤシオ
まだつぼみが多い


 山頂へ抜ける手前の最後の岩場の左手の崖にアカヤシオが咲いているのが見える。期待したほど花付がいい訳ではないが大いに満足した。山頂に抜けると丁度12時で、5〜6組の登山者がそれぞれ崖沿いのアカヤシオや展望のいいところを占領してお食事中である。私も適当な場所を選んで妻が作ってくれたお弁当を食べる。先日の井戸湿原の女性グループの豪華なお弁当にショックを受けて、今日のお弁当は気持豪華?である。


荒山のアカヤシオ 荒山のアカヤシオ


 のんびり食事をしてから地蔵岳との間の尾根を鞍部まで下る。この道に案内はないし、下ると登り返して戻るか、地蔵岳の下を巻いて軽井沢峠側の車道へ抜けるかしかないので、下る人は少ないようだ。この日は僕が枝振りのいいアカヤシオを求めてこの尾根に居る間、下ってくる人はいなかった。


 それで1人だけでゆっくりアカヤシオを楽しんだ。風雪に耐えた古い木、若い木、花付きのいい木、少ない木、探せばそれぞれに味わいや風情がある。確かにこの写真の中の一番花付きのいい木並みに、全部の木が花を付けたら、それは当たり年と言えるだろう。見事には違いないが、今年はアカヤシオにも個性があることを発見できて、僕にとっては当たり年だった。
荒山のアカヤシオ


荒山のアカヤシオ 荒山のアカヤシオ


 山頂に登り返してから、赤城大神に別れを告げて南尾根を東屋側に下る。この尾根にもアカヤシオがある。登山道のすぐ右脇に一ヶ所シャクナゲの小さな群落があって、数年前まではめったに花を付けることはなかった。昨年もいくつか花を付けたが、今年は10以上ツボミが有って咲きかけていた。株も大きくなり、山頂にある木にしては葉艶もよく、環境に合っているのかもしれない。大群落になってくれたらと楽しみにしている。あまり根を踏まないようにして大事にしよう。
荒山のアカヤシオ


南尾根のアカヤシヲオ 南尾根のアヅマシャクナゲ


 シャクナゲを過ぎるとすぐ展望のいい岩場の上に出る。ここにも例の新しい道案内がある。この尾根を南尾根、この岩場をひさし岩というのをこの道案内で初めて知った。この岩場から下を見ると赤城温泉が見え、何時もはその上の沢沿いにミツバツツジの赤い色が見えるのだが、今年はまだまったく見えなかった。東屋から荒山高原に向けたダラダラ下りをたった一人、熊鈴を盛大に鳴らしてできるだけ早足で歩く。


荒山高原のミツバツツジ 荒山高原下のカタクリ


 芝生広場のある十字路近くまで戻ってくると、毎年のように紹介しているミツバツツジの群落がある。ここは暖かいのか、既に3分咲き位である。荒山高原は時間記録だけして素通り。ご夫婦が一組だけ残っていた。荒山高原直下の岩場を下っていたら、小さなカタクリが咲いている。よく見ると場所が悪く見栄えがしないがあちこちに咲いている。きっと保護している人たちは喜んでいるんだろうな。
 元気な子供達の声が近づいて、例の保育園の生徒達に追いついた。20人ほどの園児を若い女性の保育士さんが5人ほどで引率している。平らな所でわっと駆け出してペタンと転んだりしている子が居るが、別に泣いたりしない。しまい忘れた僕の熊鈴をみてカッコいいとかうるさいとか一人前のことを言う。邪魔をしないように出来るだけ崖っぷちを歩いて追い越そうとしたら、見事に滑って尻餅をついてしまった。近くの子が大丈夫?と心配してくれる。保育士さんに笑われてしまった。




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